水のコラム

大雨に備えて確認したい行動は?ご家庭の安全対策も解説

公開日:2026年07月14日 トイレのトラブル


大雨が予想されるときは、雨が強くなってから慌てて動くのではなく、早めに情報を確認し、ご家庭の状況に合わせて行動を決めておくことが大切です。
とくに、低い土地や川の近く、排水が追いつきにくい地域では、道路の冠水や排水の逆流などが短時間で起こる恐れがあります。
 
この記事では、大雨のときに確認したい行動と、ご家庭でできる水まわりの備えについて紹介します。
 

大雨の前に確認しておきたいこと


大雨への備えは、雨が降り始める前の確認が重要です。
雨足や風が強くなってから外へ出ると、足元が見えにくくなり、避難や点検が難しくなります。
また、転倒してけがにつながる恐れや、浸水に巻き込まれる可能性もあるため、危険がある状態では確認しないようにしてください。
 

地域の災害リスク

まず確認したいのは、住んでいる地域の災害リスクです。
自治体のハザードマップで、洪水や浸水、土砂災害の可能性がある場所かどうかを確認してください。
避難所までの道も、川沿いやアンダーパス、用水路の近くを通らない経路を選んでおくと安心です。
 

ご自宅まわりの排水環境

次に、ご自宅のまわりの排水環境を確認します。
雨どいや側溝、排水マスのまわりに落ち葉や泥が溜まっていると、雨水が流れにくくなります。
安全に作業できる天候のうちに、目に見える範囲のゴミを取り除いておきましょう。
 
確認したい場所は、次の通りです。
 

  • 玄関まわりの排水口
  • ベランダやバルコニーの排水口
  • 雨どいの出口付近
  • 屋外の排水マス周辺
  • 庭や駐車場の水が集まりやすい場所

 
排水マスは、フタ周辺や見える範囲だけを確認してください。
フタが固着して開かないときに無理に開けようとすると、フタの損傷やけがにつながる可能性があります。
 
また、重いフタで手を挟んだり、足元が濡れて転倒したりする恐れもあるため、不安がある場合は触らず、状態だけを見ておきましょう。
 

 

雨が強くなったときに取る行動


大雨の最中は、外の様子を見に行くよりも、情報を確認して安全な場所へ移る判断が優先です。
とくに夜間は水路や道路の境目が見えにくく、少しの外出でも危険が高まります。
 
気象情報や自治体の避難情報は、テレビ、ラジオ、スマートフォン、防災アプリなど複数の方法で確認しましょう。
自治体が発令する避難情報と、気象庁などが発表する警戒レベル相当の防災気象情報を確認してください。
警戒レベル3では、危険な場所にいるご高齢の方や避難に時間がかかる方などが避難し、警戒レベル4では、危険な場所にいる方全員が避難しましょう。
 
また、外へ出る場合は、長靴ではなく歩きやすい靴を選びます。
長靴は中に水が入ると重くなり、脱げやすくなることがあるためです。
くわえて、傘だけで歩くと片手がふさがるため、レインコートやレインポンチョを使用し、荷物はできるだけ少なくしてください。
 
屋内にいる場合は、浸水の恐れがある低い場所を避けましょう。
地下室や玄関など浸水しやすい場所に長くとどまらず、洪水や浸水の危険がある場合は建物の上階へ、土砂災害の危険がある場合は崖や斜面から離れた部屋へ移動してください。
ただし、すでに外が危険な状態であれば、無理に避難所へ向かわず、屋内で少しでも安全な場所に移った方がよいでしょう。
 

大雨時に水まわりで注意したいこと


大雨のときは、屋外の排水設備や下水道に負担がかかり、ご家庭の水まわりにも変化が出ることがあります。
普段は問題なく使用できているトイレや浴室でも、排水音が変わったり、水位が上下したりする場合があります。
 
とくに注意したいのは、トイレや浴室、洗濯機の排水です。
大雨によって下水管内の水位が上がると、排水管内の空気が便器や排水口側へ押し戻され、ボコボコと異音がすることがあります。
この状態で何度も水を流すと、便器や排水口から水があふれる恐れがあるため控えてください。
 
水まわりに違和感があるときは、次の手順で落ち着いて確認しましょう。
 

  • トイレや排水口から異音がしていないか確認する
  • 便器内や排水口の水位が上がっていないか見る
  • 洗濯機や浴槽の排水を一時的に控える
  • 水位が不安定なときは何度も水を流さない

 
雨が収まり、周囲の安全が確認できたあとに排水マスの周辺を確認し、水が溜まっている場合は、屋外の排水経路が詰まっているか、雨量に対して排水が追いついていない可能性があります。
ただし、大雨の最中にフタを開けたり、棒でつついたりすると危険なため、無理な作業は控えてください。
また、雨が収まり、周囲の安全が確認できたあとも水が引かない、悪臭が続く、トイレの流れが悪いといった症状がある場合は、水道修理業者への相談をおすすめします。
 

大雨時の行動に関するよくある質問


大雨のときに判断に迷いやすい疑問にお答えします。
 

Q1.地下駐車場にいるときはどうすればよいですか?

地下駐車場は水が流れ込みやすく、短時間で水位が上がることがあります。
雨が強まっているときは車を動かすことよりも、まず地上へ移動して安全を確保してください。
すでに水が入っている場合は、車の移動にこだわらず、管理者や自治体の情報に従って行動しましょう。
 

Q2.ペットがいる場合も避難所へ行けますか?

ペットの受け入れ方は自治体や避難所によって異なります。
事前に同行避難の可否や、ケージ、フード、トイレ用品の持参ルールを確認しておくことが大切です。
避難が必要になってから調べると間に合わない場合があるため、平常時に準備しておきましょう。
 

Q3.スマートフォンの充電を長持ちさせるにはどうすればよいですか?

画面の明るさを下げ、不要なアプリや通信を止めると電池の消耗を抑えられます。
災害情報の確認に必要な通信は残しつつ、動画視聴や長時間の通話は控えましょう。
モバイルバッテリーを満充電にしておくことも、大雨への備えとして有効です。
 

早めの備えが安全な行動に


大雨のときの行動は、雨が強くなってから考えるのではなく、事前に避難先や水まわりの状態を確認しておくことが大切です。
ハザードマップで地域のリスクを把握し、避難情報を確認しながら、無理のないタイミングで安全を確保しましょう。
 
また、トイレや排水口から異音がする、水位が上下する、屋外の排水マス周辺に水が溜まるといった変化は、排水設備に負担がかかっているサインです。
大雨の最中に無理な作業をせず、雨が収まり、周囲の安全が確認できたあとも不具合が続く場合は、「なら水道職人」へお気軽にご相談ください。
自社の社員が水まわりの点検や修理を通じて、ご家庭で安心して過ごせる状態に整えるお手伝いをいたします。
 

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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