水のコラム

大雨で給湯器が浸水!浸水後の給湯器の対象方法は?

2024年09月03日  給湯器のトラブル


ガス給湯器やエコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯機)は、屋外に設置するため多少の雨では故障などしないように造られていますが、浸水した場合も使い続けられるのでしょうか?
 
台風や線状降水帯などの大雨では、ご自宅が浸水するほどの雨が降ることがあります。
また、雨の影響で土砂崩れを起こし、雨水だけではなく土砂もご自宅の中に入ってきます。
このような状態でも、給湯器を使い続けても問題はないのでしょうか。
 
今回は、浸水後の給湯器の対処方法についてご紹介します。
 

給湯器が浸水したら使用を中止する


給湯器が浸水した場合、電気部分がショートを起こし、火災が発生する恐れがあります。
また、ガス給湯器の場合、一酸化炭素を発生する可能性があるために大変危険です。
浸水した場合には使用を即座に中止することが望ましいでしょう。
 

大雨で給湯器の中へ雨水の浸水

給湯器は外に設置するため、多少の雨水が中に入り込んでもトラブルが起きないように設計されています。
 
電気部分がショートし火災が発生する可能性がある雨量が入り込んだ場合は、安全装置が作動し給湯器を使うことはできなくなります。
安全装置は不完全燃焼を起こす恐れがある場合でも作動し、一酸化炭素の発生を防ぐ役割を果たします。
 
雨水で給湯器の動作が止まったときは、給湯器本体の内部までしっかりと乾いた後に、電源の入れ直しやリセットすることで、起動する場合があります。
 
ただし、給湯器が経年劣化で損傷している場合、安全装置が働かず、電源の入れ直しなどをすることにより火災が発生したり、動いても不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生したりする危険性があるのです。
 
一般的に給湯器の寿命は約10年と言われています。
寿命を過ぎているときや寿命が近いときは、給湯器の修理や交換をなら水道職人などの業者に依頼してください。
また、ご自分で給湯器を触ることは控えた方が良いでしょう。
 
参考:【製品の寿命】点検・取り替えの目安について┃株式会社ノーリツ
 

ご自宅が浸水や水没

ご自宅が浸水や水没した場合、ご自宅の中だけではなく給湯器の中にも、土砂やごみ、ばい菌・雑菌などの異物が入り込みます。
これは、ご自宅の中の浸水は水のうなどで防げても、給湯器が設置してある庭やベランダ、バルコニーなどが浸水した場合も同様です。
 
給湯器の中に入った異物は、水が引き、給湯器が乾いた後も内部に留まり続けます。
異物を取り除くためには給湯器の中を点検し、取り除くことが可能かを確認する必要があります。
仮に取り除けた場合も、動力源や配管などが浸水で故障している可能性があり、そのまま使い続けることは難しいでしょう。
 
また、ばい菌や雑菌が入り込んだ場合、給湯器の中でカビなどが繁殖し給湯器の故障を招くことがあります。
 
給湯器が浸水・水没したときは、メーカーやなら水道職人などの業者に相談し、点検を依頼してください。
点検しないままで使うと異物により給湯器が完全に壊れてしまうため、必ず使う前に点検を依頼しましょう。
 

給湯器の浸水後の要点


給湯器が浸水したときは、ご自分では修理しないことや、保証・保険の確認、再発防止の対策を考えましょう。
 

修理は業者へ依頼

給湯器の動力源にはガスや電気が使われているため、浸水で故障した給湯器を修理しようとすると、感電のリスクがあります。
感電は市販のゴム手袋程度では防げず、感電に対応できる防護用品が必要となるでしょう。
 
また、感電に対応できる知識や防護用品だけではなく、給湯器に関する知識も必要です。
 
ご自分での修理は難易度が高く危険も伴うため、必ずなら水道職人などの業者に依頼しましょう。
ただし、業者ごとに対応できる修理内容が異なるため、給湯器の損傷状況によっては複数の業者に依頼する必要や、給湯器の交換が発生するケースがあります。
 

保証・保険の確認

浸水による給湯器の故障は、給湯器の保証や火災保険で対応できる場合があります。
 
給湯器の保証については、給湯器のメーカー窓口や購入店に問い合わせて保証範囲を確認すると良いでしょう。
火災保険は保険証券や証明書、火災保険を契約している保険会社への問い合わせで、適応できるかどうかを調べられます。
 
火災保険と給湯器の保証の両方が対象のときには、双方の話を聞きどちらを適用させるか判断すると良いでしょう。
 

給湯器の浸水の再発防止

給湯器の浸水は防雨対策を施すことで予防できます。
 
たとえば台の上に設置したり、囲いを作って雨ざらしになることを防いだり、浸水するほどの大雨が予想されるときはブルーシートで覆ったりすることで、防雨対策ができます。
配管カバーや排気カバーを設置することも、防雨効果が期待できるでしょう。
 
また、給湯器の電源を落とし、電源プラグも抜き、給湯器が稼働している状態で雨水が給湯器の中に浸水することを防いでください。
給湯器の運転を止めておくことで、給湯器が雨水でショートすることや不完全燃焼を起こすことを予防できます。
 
雨が止んだ後は給湯器がしっかりと乾燥するまで待ち、配管に土砂やごみなどでつまりが起きていないかを確認した後に稼働させることで、火災や一酸化炭素発生の対策に繋がります。
 

給湯器のトラブルはなら水道職人へ!


給湯器の水漏れやつまり、交換は、なら水道職人にお任せください!
なら水道職人は、奈良県の各自治体の水道局から指定を受けた指定給水装置工事事業者です。
 
給湯器が浸水した場合、修理で対応することが難しく、交換となるケースは比較的多いのです。
また、奈良県ではスマートハウス普及促進事業を行っているため、該当すると3万円~13万円の補助金が出ます。
補助金の金額は補助対象の設備や要件によって異なりますが、補助金が申請できる場合、修理よりも交換した方が費用を抑えられるケースがあります。
 
なら水道職人では給湯器の設置や交換を承っているため、給湯器を交換する際はぜひ弊社にご連絡くださいませ。
 
また、なら水道職人では給湯器のつまりや水漏れ、一部内容の修理といったトラブル対応もいたします。
浸水後のトラブルは、ぜひなら水道職人までご連絡ください!
給湯器の損傷状況により、適宜ご提案をいたします。
 
参考:スマートハウス普及促進事業┃奈良県
 

まとめ

給湯器は雨に強い設備ですが、大雨や浸水では故障してしまうことがあります。
故障した給湯器をそのまま使おうとすると、火災や一酸化炭素が発生する恐れがあり、大変危険です。
必ず点検してから使うようにしてください。
 
また、ご自分で点検することや修理することは、感電などの危険性があるためお控えください。
なら水道職人などの業者に依頼しましょう。

なら水道職人 0120-492-315

なら水道職人 0120-492-315