水のコラム
人気のウォーターサーバーは種類豊富！ウォーターサーバーの種類をご紹介
日本でも人気を誇るウォーターサーバーは、今からおよそ100年前、1900年代にアメリカで誕生しました。
1900年頃のアメリカ南西部では、飲み水不足が人々を襲い、飲み水として利用できるきれいな水を保存する方法がないかと模索が始まったのです。
このときに開発されたろ過機能のついた給水装置が、ウォーターサーバーの元祖と言われており、当時のウォーターサーバーには、現在のような冷水や温水の給水機能はついていませんでした。
その後、1930年頃からアメリカではウォーターサーバーが一般にも普及し、世界的に広がっていきます。
日本では1980年頃から ウォーターサーバーの販売が始まりましたが、日本は世界でも稀有な水道水を直接飲用することができる国です。
湧き水にも恵まれ、渇水にも悩まされることが少なかったため、当時は普及しませんでした。
また、当時は一部の富裕層しか購入をできないほど、高価なものでもあったのです。
しかし、公害や健康志向からウォーターサーバーやペットボトルの水など、水道水以外の水への関心が高まり、2024年現在では、病院や整体などの施設、一般家庭、商業施設など、様々な場所でウォーターサーバーが普及しています。
現在のウォーターサーバーは給水方法に選択肢が増え、湧き水を給水しているウォーターサーバーもあるのです。
奈良県吉野町では透明度の高い湧き水の採水が可能で、ウォーターサーバーの水としても供給をされています。
ウォーターサーバーの種類
ウォーターサーバーの給水方法は4種類あり、利用されている水もそれぞれ異なります。
水道直結型ウォーターサーバー
水道直結型ウォーターサーバーは、水道の元栓から水道水を供給するウォーターサーバーです。
水道の元栓に分岐栓を設置し、ウォーターサーバーの中に使用した分だけ水道水が補充されます。
水ボトルの入れ替えといった水を補充するための手間がなく、水切れの心配もないため非常に便利ですが、水道に繋げる工事が最初に発生するでしょう。
家族の人数が多く、頻繁に水切れの心配があるご家庭におすすめのウォーターサーバーです。
水道水補充型ウォーターサーバー
水道水補充型ウォーターサーバーは、水道水を注ぐことで利用ができます。
水道水は継ぎ足しが可能で、水切れの心配がありません。
設置に関するコストも月額使用料のみで、工事も不要なタイプとなります。
初期費用を抑えたい人におすすめの、ウォーターサーバーと言えるでしょう。
天然水宅配型ウォーターサーバー
天然水宅配型ウォーターサーバーは、特定地域の水源から採水された水を飲用することができます。
ろ過や熱殺菌がしっかりと行われており、天然水の味わいと、豊富なミネラルなどの天然の栄養分が含まれていることが特色です。
天然水の味わいは採水した地域ごとに異なり、奈良県吉野町にある竜門岳付近で採取した水も、味わうことができるでしょう。
奈良県吉野町の竜門岳付近で採取した天然水は、奈良県吉野町北部に拠点を置く「ハートフルコープよしの」で提供がされています。
また、ウォーターサーバーで有名な「プレミアムウォーター」でも、選択いただくことが可能です。
RO水宅配型ウォーターサーバー
RO水宅配型ウォーターサーバーは、RO膜（逆浸透膜）でろ過された、不純物の少ない限りなく純水に近いRO水を飲用できる、ウォーターサーバーです。
RO水は安全性が非常に高い水ですが、ミネラルなどの栄養分もろ過されてしまうため、ミネラル成分が添加されています。
RO水は赤ちゃんのミルク作りにも適しており、赤ちゃんのいる家庭からの支持が多いです。
宅配型ウォーターサーバーの水補充方法
天然水宅配型ウォーターサーバーと、RO水宅配型ウォーターサーバーは、水が入ったボトルの交換が必要です。
宅配型ウォーターサーバーの水ボトルは、ウォーターサーバーの上部に設置することがほとんとです。
水ボトルが空になるとウォーターサーバーから水が出て来なくなるため、そのタイミングで交換をしてください。
空になった水ボトルの処分方法は「ワンウェイ方式」と「リターナブルボトル方式」で異なります。
ワンウェイ方式のボトルは、ペットボトルタイプとビニールパックタイプがあるため、奈良県各自治体のゴミの捨て方に従って処分をしてください。
リターナブル方式には水ボトルの回収があります。
回収日まで空になった水ボトルを保存して置く必要があるでしょう。
水ボトルのサイズは12リットルが一般的で、軽量タイプだと7リットルもあります。
軽量タイプは女性一人でも交換可能というメリットがあり、飲み切りが早い分衛生面でも安全だと言えますが、交換回数は増加するでしょう。
水ボトルの配達周期は選択可能です。
「定期配送」と「都度配送」のどちらも準備されているため、都合が良い配達周期で契約できます。
料金の違い
水道水を利用するタイプのウォーターサーバーと、宅配型タイプのウォーターサーバーでは費用が異なります。
初期費用はどちらも0円で利用できるメーカーがあり、宅配型タイプはレンタル料も0円というメーカーもあります。
しかし、水道水を利用するタイプはレンタル料が必要です。
費用相場は約3,000円前後と高額ではありませんが、毎月必要となります。
宅配型タイプは水ボトルの代金が毎月発生します。
水の種類によって代金は異なりますが、安いものでも24リットルごとに約3,000円が必要になり、水ボトルの配送代は一部地域を除いて0円です。
水道水を利用するタイプは水ボトルの代金は不要ですが、補充のたびに水道代が加算されます。
解約の場合、レンタルしているウォーターサーバーの種類や利用期間によって解約金は異なりますが、どちらのタイプも利用期間が短いなどの場合には、約30,000円前後の解約金が生じるでしょう。
宅配型タイプの場合、0円で解約できることもありますが、水道水を利用するタイプの場合だと、利用期間が長くても数千円必要になります。
まとめ
奈良県吉野町の竜門岳付近で採取できる天然水は、ウォーターサーバーを利用することで、奈良県以外にお住いの人も楽しむことができます。
湧き水をそのまま飲みたくなるような透明度の高い水は、ろ過でしっかりと熱殺菌処理が施されており、天然水の美味しさと、天然水に含まれる豊富なミネラルなどの栄養分も一緒に摂取することができるのです。
水道直結型のウォーターサーバーは、最初に工事が発生しますが、水補充の手間がかからず、水道蛇口を捻るような気軽さで利用できるというメリットがあります。
ウォーターサーバーの水補充の手間に懸念を抱いている人は、水道直結型のウォーターサーバーを検討するのも良いでしょう。
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