水のコラム

水道局指定工事店とは何か?指定業者に依頼するメリットなどを紹介!

2022年04月01日  水道修理業者


「水道局指定工事店」という言葉をきいたことがありますか。

水道局指定工事店とは簡単にいうと、国から定められている法や条件などを達成している業者のことを指します。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、水回りのトラブルが起きたときに、どこに依頼するかどうかを決める基準の一つとしてはかなり重要なポイントです。

そこで今回は、水道局指定工事店とはどんなものなのか、そこに依頼するメリットや非指定業者との違いなどについてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

水道局指定工事店について解説!

まず、水道局指定工事店とはどのようなものなのでしょうか。

水道局指定工事店とは「指定工事店制度」という制度にのっとって、主に地方自治体から指定されている水道修理業者のことを意味します。

水道局指定工事店になるには、さまざまな条件をクリアしておく必要がありますが、排水設備工事と給水設備工事にわかれており、両方の指定工事店になっている業者が多いとされています。

そのほかにも「国家資格を持った責任者が各営業所であること」「必要な設備や道具がそろっていること」「欠格事項に触れていないこと」といった条件を達成している必要があります。

つまり、水道局指定工事店というのは、水道法にのっとった比較的安全な業者であるといえます。ただし、この指定工事店になるには料金や見積もり方法というものは指定されていないので、料金や見積もりが無料であるかどうかなどは、業者によってもちろん左右されます。

したがって、水道指定工事店とはあくまで技術や設備に対する担保であり、料金に対するものではないということを考慮し、もし少しでもコストを下げたい方は、見積もりや出張費、キャンセル料などに注目して、業者選びをしてみるといいかもしれません。

非指定業者と水道局指定業者の違い

水道局指定業者とは、法律・法令に定められた基準で適切に施工できると認められた業者のことを指し、加えて排水設備に関しても同四の資格をもったところを水道局指定業者と呼びます。

業者の知名度や規模関係なく、インターネットで検索した時に上位に表示されなくてもこの水道局指定業者だということもあります。ただし、中には水回り業でありながらも水道工事ができない「非指定業者」と呼ばれる業者も存在します。

もし仮に非指定業者に依頼してしまうと、家に来てもらっても対応してくれないかもしくは違法な工事を行われてしまう可能性が高くなります。ほかにも水道自体を止められるといったペナルティを課されるケースもあります。

さらに、指定業者といっても各自治体の水道事業者ごとに異なるため、他所で指定を受けていても工事できる地域で指定されていないと工事ができないので、充分注意が必要です。

非指定業者でも対応できるケースはもちろんありますが、別のトラブルによるものが原因となっていることもあり「いざ依頼してみると対応できなかった…」といったパターンも考えられます。

加えて、手抜き工事や作業後にやたらと高額な費用を請求されるといったトラブルも少なくありません。業者選びをする際は水道局指定業者を選んだ方がいいといえるでしょう。

水道局指定業者に依頼するメリット

水道局指定業者に依頼することのメリットについてご紹介します。そもそも水道局指定業者には、給水装置工事主任技術者という国家資格保持者がいることが必須となっています。

そしてこの資格は、3年以上の実務経験がなければ受験することさえできず、さらに国家試験も水道法に基づいた厚生労働大臣が実施しているものであり、公衆衛生や水道行政などについての内容が含まれます。

ほかにも、全国で統一された欠落要件に当てはまらないといったことも条件となっているので、安心できるでしょう。ここでいう欠落条件というのはおもに、破産した経験がある、不正や不誠実な行為をする恐れがあるなどが挙げられます。

とくに、水回りのトラブルというのは「詳しく調べたら予想外の原因やトラブルがあった」「下手に修理してしまって、事態が悪化してしまった」「排水口でのつまりかと思ったら、排水管に亀裂が入っていた」「部品の交換のみなのに、給水管など他の部分まで傷つけてしまった」といった二次災害も決して少なくありません。

そういった事態になると、非指定業者ではどうしても対応できないので、たとえ費用を安く済ませられるといっても、安易に一つの業者に依頼するのではなく、改めて別の指定業者に依頼しなければいけなくなります。手間を省くためにもあらかじめ水道局指定業者に依頼しておくようにするのがおすすめです。

水道局指定業者を選ぶためのポイントとしては「対応が丁寧でわかりやすいか」「これまでの実績があるかどうか」などがあります。対応の丁寧さというのは、作業内容や流れ、見積もりの際の金額が明確かどうか、さらにこちらが質問したことに対してしっかりと答えてくれるかなどを見るようにしましょう。

なかには、あとから出張費やオプションといった形で、始めに提示されたものよりも高い費用を請求されるところもありますからね。これまでの実績に関しては、依頼する業者や会社のホームページなどをチェックして、口コミや対応件数、対応実績内容、会社の規模などを見てみるようにしましょう。

さらに、実際に電話やメールなどをしてみて、対応の速さや対応の際の態度といったところを確認して、信頼できるかどうかを判断してみるのもいいかもしれません。しっかりしたところや評判のいいところほど、電話応対の時点で説明が丁寧な場合が多いのです。

水道局指定業者に依頼することのメリットとしては、国家資格保持者による管理や監督のもと対処してくれるところ、難しい水回りトラブルに関しても一定の技術レベルが保証されているといった面にあります。

■水道局指定業者でなければできない作業
水道局指定業者に依頼することの利点としては、水道局指定業者でなければできない作業というのもあるからです。

おもに「排水設備の新設・撤去・構造変更」「汲み取りトイレから水洗トイレへの改造工事」などが挙げられ、資格ができなくてもできるのは「蛇口やパッキンの交換」「給水管や排水管交換を伴わない軽度な水漏れやつまり」といった日常的なメンテナンスです。

まとめ

水道局指定工事店とはどんなものなのか、そこに依頼するメリットや非指定業者との違いなどについてご紹介してきました。やはり、水道業者を選ぶ際に重視するべきポイントしては、水道局指定業者であるといったことが一つの判断基準になります。

水道局指定業者に依頼することのメリットとしては、国家資格保持者による管理体制のもと、一定の基準を満たした人が対応してくれるといったところにあります。したがって、難しい水まわりトラブルにおいても対応できるケースが多いので、ある程度の信頼ができるといってもいいでしょう。

ほかにも、よりよい業者を選ぶためには、事前にしっかりと説明してくれる、密も金額が明確かどうか、これまでの実績や誠実な対応力があるかを見極めることが大事です。

なら水道職人 0120-492-315

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