水のコラム

マンションのお風呂はリフォームできるのか?費用や注意点を知ろう!

2022年03月03日  お風呂のメンテナンス


「マンションのお風呂をいつかはリフォームしたい」と考える方は多いのではないでしょうか。

「古くなったお風呂をキレイにしたい」「ゆっくりと手足が伸ばせる浴槽にしたい」と、理想のお風呂場のイメージは人それぞれさまざまなものがあるでしょう。

しかし、そもそもマンションにお住まいの場合、リフォームは可能なのでしょうか。
また、どこまで可能なのかも把握しておかなければ、リフォームに踏み出すことはできません。

そこで今回はマンションのリフォームについて、条件や費用などを解説します。

マンションのお風呂を広くすることはできるのか?

バスタイムは一日の中でも、重要と感じる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

「大切なバスタイムを過ごすためにも、お風呂をもう少しでも広くしたいな」と思ってはいませんか?マンションのお風呂はどこまでリフォーム可能なのでしょうか。

マンションのお風呂は、条件次第で浴室自体を広くできる場合もあります。

壁の位置をずらすことが可能である場合や、壁の内部の配管位置を変えることができれば、お風呂を広くリフォームすることはできるでしょう。

壁の施工ができなければ浴室自体を広くすることは難しいので、構造上広くするリフォームが行えない場合もあります。

また年数が経過しているマンションの場合、施工当時のユニットバスの規格で現在のものよりも小さいユニットバスが設置されている可能性があります。その場合は設置可能なユニットバスにサイズを変えるだけでお風呂が広くなるでしょう。

また浴室自体を広くできない場合でも、浴槽を変えることで広く見せることは可能です。既存の浴槽と壁の間に隙間はないでしょうか。隙間があれば、設置可能なサイズまで浴槽を大きくできます。

浴槽の形もとても重要で、スクエア型の浴槽を角のない丸みのあるデザインの浴槽に変えるだけでも、お風呂の印象がぐっと変わり、広く感じることができます。

実際にどこまでのリフォームができるのかは、専門業者による調査が不可欠なので、どういったリフォームが行えるのかきちんと判断してもらい、相談してみましょう。

マンションのお風呂をリフォームする際にかかる費用

ではお風呂をリフォームするには一体いくら位の費用が必要なのでしょう。

マンションのお風呂の多くはユニットバスですから、一般的なユニットバスの交換に焦点を当てて解説していきます。

ユニットバスは、主に大きさとグレードの違いで費用が決まります。

規格品であるユニットバスは、サイズが大きくなれば価格も上がると考えましょう。グレードは、浴槽のデザイン性や素材、床材などの違いで価格帯がわかれています。

マンションのお風呂のリフォーム費用の相場は、工事費を含め50~150万円ほどで、多くの場合は100万円以内でしょう。60 ~80万円ほどの費用が一番多い価格帯と思われます。

施工内容によって、大きな違いが出るので、あくまでも目安として見てください。また標準仕様にないものは、オプションで付けることが可能です。

たとえば、ジェットバスやミストサウナなど、さらにひとつ上の心地よさを追求する方も多いことでしょう。ジェットバスやミストサウナなどは、工事費を含めおおよそ25万円位から設置可能です。

またユニットバスは手すりを設置することも可能です。お年寄りがいる家庭であれば、将来を見据えて設置しておくと安心でしょう。

工事費などは施工業者によっても違いがあるので、いくつか見積もりを取って、比較してみることをおすすめします。

マンションのお風呂のリフォーム費用を安くするためには?

設備や浴槽が新しくなることを考えると、お風呂のリフォームは完成が楽しみになるものですが、少しでも費用を抑えられればより嬉しいですよね。

ここでは、リフォームをの費用を安く抑えるコツについて紹介します。
■相見積もりをとる
最初の段階で信頼できる専門業者2、3社から見積もりを取りましょう。

工事費は業者によって変わりますし、規格品のユニットバスでも仕入れルートの違いで金額が異なることも多く見られます。ただし気をつけることは、あまり多くの業者で見積もりをとっていると判断が付かなくなりやすいため、見積もりを取るのは2、3社位に留めることです。

そしてリサーチした上で信頼のおける業者に見積もりを依頼することが大切です。費用を比較して交渉してみると、当初の案内よりも安くなる、お得にオプションを付けられるなどの可能性があります。

見積もりを取ったら、工事内容がきちんと書かれているかも確認しましょう。面積や数量、合計金額など数字の誤りがないか、チェックする必要があります。

工事一式といったように、ざっくりとした内容となっている場合には注意しなければなりません。後から認識の相違が生まれる場合や、別途費用を請求されるなどトラブルの元となります。

見積書に不明な点やわからない記載があったら、必ず確認しましょう。そうしたやり取りも業者を見極めるポイントとなります。

■予算はしっかり伝える
予算を伝えることも大切です。予算に合わせて、別のプランの提案をしてもらえることもあります。

仕入れルートや施工方法など、価格を抑える工夫に頭を使ってくれる業者もいるはずでしょう。

■マンションリフォームの実績が豊富な業者を選ぶ
また、マンションのお風呂や水回りのリフォームの実績が豊富な業者も、安価な費用で請け負ってくれる可能性があるでしょう。

仕入れ値を抑えるルートを持っていることが考えられるからです。恐らく大手メーカーより費用が安く抑えられる可能性が高いでしょう。

注意することは、工事内容が決定したら、途中で変更や追加は極力しないようにすることです。思いもよらぬ料金が発生する場合があるので、事前に細部にわたってしっかりと確認しましょう。

マンションのお風呂をリフォームする際に注意したいポイント

最後に、マンションのお風呂のリフォームをする際の注意点についてお伝えします。
マンションのリフォームは戸建てと違い、多くの制約があります。

リフォームに関するルールも細かくあるので、事前に確認しておくことが必要です。リフォームを機に浴室の場所を変更したいと考える方もいるでしょう。

しかし、構造上変更できない場合や、サイズが合うユニットバスがない場合も考えられます。
お住まいのマンションで可能なリフォームを、ルールと合わせて検討しましょう。

またほとんどのマンションでは管理組合の許可と、近所への施工前の事前通知が義務付けられています。

各申請を忘れないことと、日程に余裕を持って対応するよう心がけましょう。水回りのリフォームでは防水対策が非常に重要となります。

万が一施工不良などで水もれを起こし、階下に被害を出してしまったら、大きなトラブルに発展する可能性も否定できません。

そのためにも、業者選びにはこだわりましょう。信頼できる業者を見極めるよう細心の注意を払うことです。決して安さだけに流されてはいけません。

低価格のパックリフォームなどは、とくに注意が必要です。なぜ低価格なのか、その理由をきちんと調べましょう。納得できる理由があれば問題ありませんが、とくに理由がないのに異様に安く、少しでも不安を覚える場合は依頼を見送る判断も必要です。

まとめ

業者のリサーチや、見積もりの比較は、少々面倒に感じることもあるでしょう。
しかし後悔するリフォームは避けたいもの。

「費用がかかった割に納得のいく形に仕上がらなかった」「予算を超えたプランを提案され、断れずに無理をしてリフォームしてしまった」といった事態にならないよう、誠実かつ利用者に寄り添った提案をしてくれるところを選びましょう。

なら水道職人 0120-492-315

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