水のコラム

洗濯機の排水口から漂う不快な臭いの原因とは?対処法や予防法も知ろう!

2022年01月22日  洗面所のトラブル


洗濯機の排水口から嫌な臭いがしてきたことはありませんか?どこからともなく漂ってくる不快な臭いは、一刻も早くなんとかしたいものです。

原因と対処法を知って、もしもの時に備えましょう。また大事に至らぬよう日頃から予防することも大切です。本記事では洗濯機から漂う悪臭の効果的な掃除の方法も覚えてぜひ実践してみてください。

洗濯機の排水口から漂う不快な臭いの原因

衣類を清潔にするための洗濯機から不快な臭いがしたら、なぜだろう?と困惑することでしょう。どこから嫌な臭いがしているのか確かめる必要がありますが、こまめに掃除している方は意外と少ないはずです。

洗濯機の排水口は、嫌な臭いを発生させやすい場所のひとつといえるでしょう。排水口から漂う不快な臭いの原因とは何なのか、ひとつひとつ確認が必要です。

排水口には、ホコリや細かなゴミ、汚れが溜まってしまっていることが多いです。このゴミや汚れをそのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖してつまりを引き起こしたり、悪臭の原因となってしまいます。

また排水口の下に設置されている排水トラップに問題がある可能性もゼロではありません。排水トラップとは内部に水を溜めることで、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐ役割をしています。

洗濯機をしばらく使わないでいると、溜まっているはずの排水トラップの水が乾いてしまい、悪臭を遮断する役割が機能しなくなってしまうのです。そのため、下水から上がってくる嫌な臭いが漏れ出し、周囲に漂ってしまいます。

排水トラップが外れている場合もあるので注意も必要です。外れていては本来の役割を果たせません。排水トラップもゴミや汚れが溜まりやすく、放置してしまうとつまりを引き起こし、悪臭の原因となります。排水トラップの内側に汚れが溜まりやすいので、見落とさないようにチェックしてください。排水トラップの状態を確認するためにも、定期的な掃除を欠かさないようにすることが大切です。

さらに、気づかぬうちに繰り返してしまうのが、お風呂の残り湯の利用です。お風呂の残り湯には汚れが混ざっているので、雑菌が繁殖します。日常的に洗濯にお風呂の残り湯を利用している場合は、雑菌が洗濯機に残ってしまうことが考えられます。洗濯の際に水の通り道となる排水口からも嫌な臭いがしてしまう原因となるのです。

洗濯機の排水口の嫌な臭いの原因ごとの対処法

それでは原因別の対処法を見ていきましょう。嫌な臭いを感じたら、放置せずに適切に対処することが重要です。そのまま放置しても臭いが解消されることはありません。

排水口のゴミや汚れが原因の場合、まずはゴミや汚れを除去し排水口をキレイに洗浄しましょう。細かな汚れには古い歯ブラシを使うと掃除しやすくなります。

排水口の汚れがひどい場合には、重曹とお酢(クエン酸)を使うと効果的です。重曹1カップを注ぎ、さらにお酢1カップ(ぬるま湯1カップにクエン酸小さじ1)をかけ、泡が出てきたら15~30分程度放置してください。その後水で洗い流します。殺菌や消臭効果もありすっきりするので、掃除の際にぜひ取り入れてみることをおすすめします。

排水トラップに問題がある場合は、まず排水トラップを外して、内部に水がきちんと溜まっているかを確認してください。万が一水が溜まっていなかったら、ゆっくりと水を注いで溜まっている状態にしましょう。水が溜まれば、下水からの悪臭を遮断してくれます。

外した排水トラップもしっかりと汚れを落としましょう。髪の毛や汚れが残っていると雑菌の元となり、臭いを発生させる要因となります。きちんと洗浄して汚れを落とし切ることが大切です。

お風呂の残り湯を利用している場合は、すべてを賄うのではなく、洗浄の時だけ残り湯を利用し、すすぎは水道水を使うことをおすすめします。すすぎを2度行う設定の方は、2度目だけでも水道水を使うようにしましょう。水道水をすすぎに使うことで、残り湯を使うよりも臭いを抑えることが可能です。

洗濯機の排水口の嫌な臭いを防ぐために普段から意識するべきポイント

洗濯機の排水口からの嫌な臭いを防ぐためには、こまめに掃除をすることが最も効果的です。

しかしながら、洗濯槽の掃除は定期的に行っても排水口までとなるとなかなか難しく、放置してしまいがち。その結果、少しずつ溜まっていくゴミや汚れが悪臭を発生させてしまうほどになり、さらに掃除の手間がかかります。こまめな掃除が、より簡単に効率よく行えることも覚えておくようにしましょう。

また排水口の臭いの原因のひとつとなるゴミを減らす必要もあります。そのためには、洗濯機の内部にあるフィルターの掃除も欠かせません。

フィルターにゴミがいっぱい溜まってしまうと、ゴミがそのまま排水口へと流れ出てしまいます。このゴミを排水口に流さないためにも、フィルターの掃除も忘れずに行いましょう。

臭いを防ぐために定期的に重曹や市販の洗浄剤を使ったお手入れも効果的です。臭いやつまりが起こってしまう前に、殺菌や消臭を兼ねて上手に使うと排水口をキレイに保てます。衣類をキレイにするための洗濯機なので、洗濯機の内部や排水口が常に清潔であるように心がけましょう。

自力での解消が難しい場合は専門の修理業者に相談!

できる限りの掃除を試みても、洗濯機の排水口から臭いが解消できなかった場合は、専門業者に相談してみましょう。届かないような奥の悪臭やつまりの原因があるのかもしれません。

臭いが解消されない限りは、原因がどこかにあるのできちんと突き止めてもらう必要があります。専門業者であれば、自分ではできない難しい場所や細かな場所の原因も安全に取り除いてくれるので、安心して任せられます。

しかし一方で、依頼する際は信頼できる専門業者を選ばなくてはなりません。信頼できる専門業者とはどのような業者でしょうか。

まず大切なことは、きちんと説明をしてくれる業者を選ぶことです。悪臭やつまりの度合いによっては、大がかりな修理や交換が必要となり、費用がかさんでしまうことがあります。

そのような時にもわかりやすく、丁寧に作業内容やかかる費用について説明してくれる業者であれば安心です。

曖昧な説明だけで、思いもよらない金額を請求されては大変なことになります。そのためにも事前に見積もりを取ることをおすすめします。不安なことは必ず確認して、その際に対応してくれた担当者の対応の仕方も業者を見極めるポイントとなるでしょう。

その他にも実績や評判なども参考にして、間違いのない専門業者選びをしなくてはなりません。水回りに関わることは、大きな被害をもたらすことも考えられます。安さだけにひかれて安易な業者選びをしないように、安心して相談できる専門業者をきちんと見極めてください。

まとめ

気持ちよく洗い立ての衣服を身につけるためにも、洗濯機で悪臭が漂うことがあれば早急に対処したいものです。放置してしまうことは絶対に避けなければいけません。そのままにすると状況が悪化するばかりです。

とはいえ日頃、忙しくてこまめな掃除がなかなかできない方も多いですよね。そういった場合は、気が付いた時に排水口回りのゴミを取り除く、それだけでも充分です。洗濯機内部だけでなく、排水口も気にかける習慣が付けば、悪臭に悩むこともなくなるでしょう。気持ちよく洗濯ができれば、気分も晴れてよい一日となりますよ。

なら水道職人 0120-492-315

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