水のコラム
散水栓を立水栓に替える利点とは?選び方のポイントも解説!
散水栓を立水栓に替える利点とは?選び方のポイントも解説!
水回り用品に欠かせない用品の一つである「立水栓」。家を建てる際には、散水栓が設置するのが一般的ですが、実は不便な点もいくつかあります。
今回は、そんな散水栓から立水栓にすることのメリット、またその際にかかる費用、さらに立水栓を選ぶ時のポイントについてご紹介します。是非、現在立水栓に替えたいと考えている方は、参考にしてみて下さいね。
散水栓を立水栓に替える利点
散水栓の立水栓に替える際のメリットについてお話します。
まず、立水栓は潜水栓に比べ、高い位置に蛇口があるため、使う時にしゃがむ、蓋を開閉するといったアクションが必要ありません。
さらに、比較的色やデザインといった面も豊富であるため、家の雰囲気に合わせてコーディネートすることができます。逆に、その部分だけ違った雰囲気にすることで生えるといったこともありますので、自分好みのものに取り替えるのもいいかもしれません。
また、散水栓の場合は、どうしても地中にあるという構造なので、散水ボックスの中に土が溜まってしまったり、雨水が入ってしまったり、それを養分として虫を惹きつける可能性があります。ですので、虫が苦手な人にとっては散水栓よりも立水栓のほうがオススメだと言えるでしょう。
さらに、立水栓は水漏れの発見がしやすくなるという利点もあります。やはり漏水が起きると、水道代が高騰してしまい、建材にも悪い影響を与えてしまいます。
水漏れが起きた場合は、早急な対応が求められるので、発見までの時間が短縮できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。立水栓にするメリットはほかにもあります。
一つは、戦車や草木への水やりが楽になるというところ。立水栓は補助蛇口を付けることによって、増設もできますし常につなげておくことができます。したがって、駐車場近くやガーデニングの近くにおいておけば、そのまま洗車したり、水やりしたりできるので非常に便利です。
さらに、庭が広い方であれば子供用のプールをはる、バーベキューといったイベントにおいても重宝するでしょう。そういった面においても、やはり立水栓は散水栓よりも活躍の幅は広いですし、メリットも十分見込むことができるのです。
散水栓を立水栓に交換する費用の目安
散水栓を立水栓に交換する際の費用についてご紹介します。
まず、散水栓から立水栓に交換するのには、従来の散水栓を取り除き、パイプを立水栓の設置場所まで伸ばしてから土台を作る必要があります。そ工事費の相場としては約2万~8万円といわれており、延長するパイプのランクによっては、10万円を超えるケースもあります。
また、排水のために配管を増設しなければいけないこともあるので、そういった部分でもさらに工事費がかさむこともあります。
施工にかかる費用の内訳としては、「立水栓本体にかかる費用」「施工する費用」「基本料金」の3つでおもに構成されています。また、メーカーや依頼する業者によってはその内訳が変わったり、出張費や見積もり費といったものを別で請求したりすることもあるので、そういった面に注意する必要があるでしょう。
立水栓本体の費用の相場は、おおよそ2万~10万円までに収まるものが一般的だとされていますが、中には軒下コンセントと一体化になったデザインもあり、そういったものだと本体だけでも10万円を超える可能性があります。
立水栓を選ぶ際のポイント
では、どんな立水栓を選べばいいのでしょうか。
まず、現在の庭の雰囲気と合うようなデザインを選ぶのが一番ベターだと言えます。やはり立水栓を変えると、庭全体の雰囲気もガラッと変わりますので、和のテイストなのか洋風な雰囲気をもつものなのかを判断し、それに合わせたものを選ぶように慎重になる必要があります。
もし、和のテイストにしたいといった場合は、青竹風のデザインのものやボディにかぶせて使うようなカバーも販売されています。
さ洋風な雰囲気があるのであればアンティーク風の立水栓や、レンガ調のものなどがオススメ。栓だけでなく、蛇口そのものに「飾り蛇口」を取り付けることでも、十分庭の雰囲気となじみますし、よりオシャレな庭を作り出すこともできます。
清潔さをキープするためには、「立水栓のパン」にも重要です。パンを取り付けるメリットは、足元が汚れにくくなること。こちらもぜひ、栓選びと同様に庭の雰囲気とマッチしたものを選ぶようにするといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、散水栓から立水栓に取り替えるメリット、および交換に伴う費用と気を付けるべきポイントについてご紹介してきました。
DIYが得意な方など自力で散水栓から立水栓に交換する方もいるでしょう。しかし、この交換作業は非常に難易度の高いものですので、できれば専門の知識を持った業者に依頼するのが安心です。
見積もりだけであれば無料で行ってくれるところもあるので、ぜひ検討してみて下さいね。