水のコラム
エコな洗剤で台所のシンクをピカピカに！
口に入るものを扱う台所は、家の中でもいつも清潔にしておきたい場所です。しかしながら台所、特にシンク内は、食品、油、せっけんカスなど日々のさまざまな種類の汚れが付着する、厄介なところでもあります。少しでも油断すれば、ぬめりや水垢、黒ずみやカビが発生し、それが嫌な臭いの発生源になることもあるのです。
シンクの掃除用洗剤には、たくさんの種類のクレンザーや除菌漂白剤などの台所用洗剤があるので、どれを選んだら良いかわからないという人も多いのではないでしょうか。中には除菌や消臭はしたいけれど、毎日強い洗剤を使用するのにも抵抗があるという人もいます。そんな人におすすめしたいのが、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのエコ洗剤です。
ここでは環境にもお財布にも優しいこのエコ洗剤を使って、日々こまめに掃除する方法や、シンクのぬめりや黒ずみをDIY（自力）で解消するテクニックをご紹介します。
汚れを落とし臭いも取ってくれる重曹
アルカリ性の重曹は、シンクや排水口のぬめり、水垢など酸性の汚れに適したエコ洗剤で、使い方は大きく分けて3つあります。それぞれ掃除する場所によって使い方を変えることで、重曹の良さを十分に発揮しながらシンクをピカピカにできます。また消臭効果もあるので、排水口やゴミ受けなど臭いが発生しにくい場所でも有効です。
・重曹を粉の状態で使う
一般的に重曹は粉末の状態で販売されています。お掃除用と記載されているものを選びましょう。粉状のまま重曹が使える場所として、台所のシンクの表面があります。シンクを洗う洗剤といえば、台所用洗剤やクレンザーが思い浮かびますが、重曹はそのクレンザーのような役割を果たします。
まず重曹の粉をシンクに適度に撒きます。その後、少し水で濡らしたスポンジで、粉の上から円を描きながら研磨するように擦ってください。水に少しずつ溶けた重曹が、シンクに付いた水垢や黒ずみをきれいに洗い流してくれます。
・水で溶かして重曹スプレーに
重曹を水で溶かした重曹スプレーは、もちろんシンクを洗う洗剤としても使えますが、常備しておけば水垢やぬめりカビの予防にもなります。食器を片付け終わったシンク内を台所用洗剤で洗った後に、ゴミ受けや排水口も含め重曹スプレーを吹きかけておけば、ぬめりの発生を抑え、きれいな状態を長持ちさせてくれるのです。
シンクの他にも、汚れた手で触ってしまったキッチン収納の持ち手や壁などにも、シュッと吹きかけて布で拭えば手垢や汚れが落ちるので、この重曹スプレーは1つで何役も果たしてくれる優秀なお掃除アイテムとしておすすめです。
・水で練ってペースト状に
重曹を少量の水で練って作る重曹ペーストは、特に汚れのひどいところで活躍します。台所のシンク内でも、特に落ちにくい黒ずみや水垢を見つけたなら、重曹ペーストを作り汚れている部分に塗りましょう。その上からラップを貼って湿布のようにし、少し時間を置けば乾燥を防いで重曹の成分を十分に染み込ませられ、汚れを浮かせるのに役立ちます。最後はラップを剥がし、重曹ペーストをスポンジで擦りながら洗い流せば終了です。
セスキ炭酸ソーダで油汚れを落とす
シンクでは鍋や調理道具も洗うので、油汚れを落とす効果のある洗剤が必要ですが、エコ洗剤の中で油汚れにもってこいなのがセスキ炭酸ソーダです。セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ナトリウムが成分となったアルカリ剤ですが、そのアルカリ度は重曹よりも高く、より油汚れなどを落とすのに適したアイテムです。
使い方としては、スプレー状のセスキ炭酸ソーダを、シンクやゴミ受け、排水口、またコンロなどに吹きかけ、スポンジや布で拭き取ります。汚れがひどい場所はこの作業を何度か繰り返せば、落ちにくい汚れもきれいに取れます。シンク内以外にも油汚れがひどい換気扇や、コンロの前の壁などの掃除にも最適ですし、消臭効果があるので、生ゴミを入れるゴミ箱にシュッとスプレーするのもおすすめです。
プロに掃除してもらうのも一つの方法
台所の汚れに対して、DIY（自力）で解決するのも良いことですが、時にはプロの業者に依頼し、排水パイプまで丸ごと掃除してもらうのもおすすめです。長年使用しているキッチンのシンクや排水パイプは、劣化して破損し水漏れを起こす可能性もあります。トラブルの兆候を事前に知ることができますし、ちょっとした排水パイプの詰まりも特殊な道具や洗剤によってきれいにしてくれるので、ぬめりや臭いの発生を予防してくれます。
水回りのトラブルはなら水道職人へ
自分ではどうにもならない排水口の詰まり、悪臭など、水回りの気になることは、なら水道職人にご相談ください。奈良市、橿原市、生駒市、大和郡山市、天理市、大和高田市、桜井市など、奈良県全域に電話一本で駆け付け、水回りのトラブルを迅速かつ丁寧に解決いたします。台所だけでなく、トイレやお風呂、洗面所の悩みも、なら水道職人にお気軽にご相談ください。
