水のコラム

キッチンのぬめりを取るには?簡単な方法を紹介!

2021年09月23日  台所のメンテナンス

キッチンを見てみると、いつのまにか厄介なぬめりができていた!ということがたまにあります。
放置してしまうと悪臭が発生するだけではなく、詰まりの原因になって水が流れづらくなってしまいます。

今回はそんなぬめりの原因や、取り除く方法を解説します。
状況が悪化するのを防ぐためにも、早い段階で対処できるようにしましょう。

ぬめりが発生する原因とは?

キッチンのぬめりが発生する最大の原因は「脂分」です。
流れきらなかった脂分が排水管や排水溝にへばりついてしまうと、食材の食べ残しやくずなどが、吸着して雑菌が生まれ、ぬめりの原因となってしまいます。

脂分を取り除くことがぬめり解消には何よりも大切ですが、脂分もただ流せば良いというわけではなく、成分から完全に分解しなければなりません。

また、ぬめりは三角コーナーや排水口をはじめとした、水が長くとどまる場所にできることが多いです。
これらの場所は湿っぽくて温かいため、細かなゴミやくずでも雑菌が繁殖してしまいます。

ぬめりを取り除くには重曹が便利!

ぬめりを取り除くのに必要なものは4つあります。

・重曹
・お酢
・お湯
・歯ブラシなどのブラッシングできるもの

この4つを用意しましょう。
ぬめりを取り除くのに特に役立つのが重曹です。
脂分は酸性なので、アルカリ性の重曹が脂分を落とすのに大きく役立ちます。

重曹は100円ショップのものでも十分効果があります。
お湯は大体40℃~50℃のものを使用してください。

熱湯を使用するとシンクや配管が変形する恐れがあります。
必要なものがそろったら、いよいよぬめりを取り除いていきましょう。

1.キッチンシンクを洗って排水溝を分解する
まずはシンクや流し台を洗い、排水溝を分解します。
排水溝の部品を外すことで内部まで重曹の効果が働きます。
 
 
2.重曹を排水溝と排水管内部にかける
排水溝の部品を外したら重曹をふりかけましょう。
重曹は排水溝のパーツ、排水管それぞれに十分にふりかけてください。
 
 
3.お酢orクエン酸を重曹の約半分ふりかける
重曹の次はお酢かクエン酸のどちらかを重曹の半分くらいふりかけましょう。
あまり多くかけすぎると、重曹が中性になってしまって脂分を分解できなくなるので気をつけましょう。

量を計るのが面倒くさい場合は、お酢(クエン酸)をとりあえずかけてみて、泡だってきたらかけるのをやめればOKです。
 
 
4.30分~1時間ほどつけ置き
泡立ってきたらしばらく放置して、分解作用が浸透するのを待ちましょう。
浸透する前に流してしまうと、臭いやぬめりが完全に落ちないので気をつけてください。
 
 
5.排水溝、排水管をブラッシングする
つけ置きしている間に排水溝をブラッシングしておきましょう。
排水管、排水口、シンクや流し台もスポンジでこすっておくと後々楽になります。
この時に重曹の泡立ちを使うと水垢も綺麗に落とせます。

排水口のぬめりはこのタイミングで念入りに落としておきましょう。
最後にお湯で綺麗に洗い流してください。
50℃前後のお湯を流すことで、油汚れが固まるのを防ぐほか、殺菌作用や殺虫作用を期待することができます。

アルミホイルを使ったぬめり予防法

ぬめりは取り除いてもまた発生してしまうものですが、実は簡単な予防法があります。

1.キッチン使用後お湯を約30秒~1分の間かける
2.アルミホイルをボール状にして排水溝に2~3個ほど入れておく

こうすることで、臭いとぬめりを予防することができます。
アルミホイルが水に反応することで金属イオンが発生して、アルカリ性の金属イオンが酸性の雑菌や汚れを分解してくれるのです。

また、お湯は必ず40~50℃前後のものを使用して、わずかな脂分も残らないよう完全に流しきってください。
これにより予防効果がさらに期待できるようになります。

重曹がない場合も大丈夫!

重曹がない場合は、お酢をメインで使います。
お酢のほかには、他に塩と食器用洗剤を使用します。

塩はお酢の半分くらい、食器用洗剤はさらにその半分くらいです。
量が多いとお酢の効果が薄まるので気をつけましょう。
ぬめりの取り方は基本重曹と一緒です。

それでも解決しなければ

〇重曹やお酢を試したけれど効果が無い
〇アルミを使っても臭いやぬめりが修まらない
〇排水溝が完全に詰まってしまって直すことが不可能
〇水漏れが起きていて、悪臭が充満している

この4項目全てが当てはまるのであれば、業者への修理依頼を検討するべきかもしれません。
何度直しても不具合が発生する場合は、キッチンか排水設備の寿命が考えられます。
業者へ依頼するならば、必ず複数業者から見積りをもらいましょう。

大抵のご家庭では、10~15年程度が耐用年数と言われます。
詰まりがひどかったり、水漏れが起きている場合は使用期間を確認してください。
10年以上使っていれば不調の原因が寿命である可能性が高く、専門の修理が必要です。

なら水道職人は橿原市、大和郡山市、香芝市、天理市、田原本町、宇陀市など奈良県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。
トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽になら水道職人にお問い合わせください。

なら水道職人 0120-492-315

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