水のコラム

水道管が凍結したときの対処と防止策について

2021年09月13日  水道管の凍結

水道管が凍結したときはどう対処する?

水道管が凍結したときの対処法を間違えると破裂する危険があるので、正しい対処法を覚える必要があります。
破裂すると大量の水が噴き出すこともあり、水道代も跳ね上がるので扱いには要注意です。

では正しい対処法とはどのようなものなのでしょうか。
結論を言うと、凍結部分にタオルを巻いてぬるま湯をかけるのが正しい対処法です。

よく、熱湯をかけタオルを巻かずに直接熱を与える方がいるのですが、大きな間違いです。
必ずぬるま湯を選んで、タオルを巻くことを忘れないでください。
また、外にコンセントがある方はドライヤーをあてるのも効果的です。

水道管の凍結を防止するには?

水道管の凍結防止の方法は主に四つあり、実践するのとしないのとではかなり違います。
実際に雪が深い場所でも取られている防止策なので、ぜひ試してみてください。

・ 凍結しやすい場所を把握する
防止するには凍結しやすい場所を把握することから始まります。
凍結しやすい場所の特徴にはどのようなものがあるのかも確認していきましょう。

まず凍結しやすいのは、水道管が見えている、北側にある、常に日陰、風がよく当たるという特徴に当てはまる場所です。
どれも冬になれば水道管の温度が下がりやすく凍りやすい特徴があります。

それに加え、連続的に氷点下以下の気温が続くまたは-4℃まで気温が下がる日になりやすい特徴があるので、予報をみながら対策しましょう。
 
 
・ 古い毛布や保温材で覆う
古い毛布や保温材を凍結しやすい箇所に覆っておきます。
特にむきだしになっている水道管に効果的です。
 
 
・ 寝る前バケツを置いて少量の水を出しておく
凍結は水の流れが止まっている時になるので、寝る前に少量の水を出しっぱなしにしておくと水が動くので、凍結防止になります。

ただ出しっぱなしにするのはもったいないので、バケツなどの大きめの桶を用意して水を溜めておきましょう。
溜まった水は、洗濯や洗い物に活用させられます。
 
 
・ 雪が積もりやすい寒い地域は水抜きもおすすめ
雪が深く積もりやすい地域の場合は、水道管内の水抜きがおすすめです。
「水抜栓」と「止水栓」を使うと簡単に水を抜いておけるので、どこについているのかみてみましょう。
栓はレバータイプと回すタイプがあり、水道についていることもあればボイラーについていることもあります。

水道管の凍結による破裂に注意!

水道管の凍結は、時に水道管破裂を起こすため注意が必要です。
急に水道代が跳ね上がったときに、水道管が破裂していることに気づくケースもあります。

自治体によってはその分の水を免除してもらえるところと、全額支払わなければならないところがあるので、できれば破裂は避けたいところです。
このようなトラブルにならないためにも、破裂しやすくなる条件を確認してみましょう。

・ 破裂しやすい気温がある
破裂しやすい気温は、-4℃あたりになった時です。
水道管の中の凍った水道管が膨張することが原因で破裂は起こります。
なので、予報をみて-3℃~5℃になる場合は凍結防止対策をきちんとして、凍結しないようにすることが大切です。
 
 
・ 凍結して熱湯をかけると破裂する
凍結している水道管に熱湯をかけると、高確率で破裂するので決して熱湯はかけないでください。
熱湯による熱膨張が原因で破裂をおこします。
そばにいるときに破裂をおこす可能性もありとても危険です。

もしも水道管が破裂したらどう対処すればいい?

万が一水道管が破裂してしまったときの対処法についてご紹介します。
きちんと凍結防止をしていたのに破裂した、またはし忘れによって破裂してしまうこともあります。

中には凍結だけでなく、老朽化による破裂やヒビから破裂することもあるので、破裂した時の対処法を押さえておくといざというときに冷静に対応できるでしょう。

・ 水道メーターにある「メーターバルブ」を止める
もし破裂したら、必ず真っ先に「メーターバルブ」を止めましょう。
止めるときは「右回り」にバルブを回し、ハンドルの部分がオレンジ色のタイプの場合は「全閉」にします。

メーターを止めても水が出る場合や、メーターボックスの位置がわからない場合は、応急処置としてタオルを巻いてテープを巻き付けましょう。
処置が施せたら、「指定給水装置工事事業者」に破裂した旨を伝えて修理依頼してください。

水道の凍結でお困りなら「なら水道職人」にご相談を

水道やトイレなどの水が出ないとなった時は、凍結している可能性があります。
そんなときには奈良県内どこでも対応できる、「なら水道職人」までご相談ください。

「なら水道職人」は、奈良市の他、香芝市、葛城市、宇陀市、平群町、大淀町、河合町など奈良県のさまざまなエリアで、水回りのトラブルに対応している業者です。
凍結以外にも、水漏れや詰まりなどの水回りトラブルも対応します。
困ったときはいつでもご連絡、お待ちしております。

なら水道職人 0120-492-315

なら水道職人 0120-492-315