水のコラム
お風呂掃除が簡単になるコツについて
お風呂は家族みんなで使う場所なので毎日掃除が欠かせませんが、浴槽や床、壁、小物など掃除するポイントが多くて大変です。でも放っておくと、すぐにぬめりやカビが発生してしまいます。今回は、お風呂掃除が簡単になる方法や、コツについてご紹介します。
お風呂掃除の手順と頻度
お風呂掃除は、壁や鏡、浴槽、床、排水溝の順番で、上から下に掃除をするのが基本です。とは言え、壁や天井まで毎日磨くのは大変なので、浴室全体を掃除するのは週一回でも大丈夫です。浴槽や椅子など身体が触れる場所は、毎日簡単に掃除しておきます。
重曹を使ってお風呂掃除
重曹はアルカリ性のため、落とせるのは酸性の汚れです。湯垢や皮脂汚れ、お風呂に発生しやすいピンク色のぬめりの「ロドトルラ」という酵母菌も、重曹で落とせます。また、重曹は研磨力があるので、壁に発生したばかりの黒カビもこすり落とせます。ただし、鏡や蛇口部分の水垢汚れはアルカリ性なので、重曹は不向きです。
・重曹ペースト
浴室の壁や床は、重曹ペーストを使うとまんべんなく掃除ができます。お湯1：重曹2の割合で混ぜ合わせて、床や壁につけて20分～30分間放置します。放置している間、ラップをすると乾燥防止になり効果的です。時間が経ったらブラシでこすって、シャワーで洗い流し、仕上げに水気をふき取るときれいになります。
・残り湯に重曹を溶かす
残り湯に重曹を溶かして、浴槽をきれいにできます。お風呂の残り湯が冷めないうちに、重曹をカップ1杯程度入れて溶けるまでかき混ぜます。ついでに洗面器、お風呂の椅子、子どものお風呂用おもちゃなども一緒に浴槽に入れると同時にきれいになるのでおすすめです。重曹を入れたらそのまま一晩つけおきして、翌朝に水を捨てます。シャワーですすぐだけで良いですが、余裕があればスポンジで軽くこするとよりきれいに汚れが落ちます。
重曹とクエン酸を合わせて排水溝掃除
お風呂の排水溝には色々な汚れが付着していますが、重曹とクエン酸を使えば酸性汚れもアルカリ性汚れも同時にきれいにできます。
・掃除方法
まずは、排水溝の受け皿にたまっている髪の毛などゴミを取り除いておきます。パーツも取り外しておくと、掃除がしやすくなります。排水溝のゴミを取り除いたら、重曹をふりかけて、15分程放置します。重曹の半分のクエン酸を、重曹の上からふりかけます。そしてぬるま湯をコップ1杯程度全体にかけます。もこもこと発泡し始めるので、そのまま5分放置して、シャワーで洗い流して終わりです。汚れが目立つときは、スポンジで軽くこすると汚れが落ちます。
お風呂掃除に使うスポンジの選び方
・手で握るタイプのスポンジ
しっかり汚れを落としたいときは、手で持つスタンダードなタイプのスポンジを使います。よく売られているのがウレタンスポンジの面と、ナイロンのザラザラした面が付いたスポンジです。柔らかい面に洗剤をつけて泡立て、浴槽を洗い、ザラザラした面で床を磨くというように使い分けられます。
・ロングハンドルタイプ
壁や天井など、手の届きにくいところを磨きたいときは、ロングハンドルタイプのスポンジを使うと踏み台を使わずに掃除ができます。
・メラミンスポンジ
蛇口など金属部分の汚れは、メラニンスポンジを使うとピカピカになります。磨きすぎると傷がついてしまうので、軽くこする程度にします。
浴室の汚れを防ぐコツ
・換気をする
浴室は換気をしないと湿気がとどまりカビが発生しやすくなります。換気扇はつけっぱなしにしておくことで常に乾燥ができ、カビの増殖が抑えられます。一日中つけっぱなしでも電気代は、1日あたり10円程度なのでそれほど高くはありません。
・水気をふき取る
水気が残っているとカビが発生しやすくなるので、水気をふき取ることが大事です。ただ、雑巾やタオルだと何度も絞らないといけなくて面倒なので、水切りグッズを使って簡単に済ませることがコツになります。吸水スポンジや水切りワイパーなどがあると、一気に水気取りができるので用意しておくと便利です。
・小物を吊るす
浴槽用のラックや小物は、床に置くとすぐカビが発生してしまいます。吊り下げ収納をすることで、カビ予防になり、掃除もしやすくなるのです。掃除用のスポンジも吊るすこと水切れがよくなり、スポンジにカビや雑菌が発生するのを防げます。
自力でやるのが難しい場合は、なら水道職人にご依頼ください
今回はお風呂掃除のコツについて紹介しました。自力で落ちない頑固な水垢汚れや、手の届かない部分の掃除で困ったときは水回りのプロに依頼を検討してください。なら水道職人では、奈良市をはじめ、橿原市、生駒市、大和郡山市、天理市、大和高田市など奈良県全域で水回りのトラブルに対応している専門業者です。お風呂場はもちろん、キッチン、トイレなどの相談も24時間受け付けているので、お気軽にお電話ください。
