水のコラム
台所のシンクからの水漏れトラブルの修理方法と交換について
台所のシンクから水漏れが発生したら？
日常的に使う台所のシンク、そこからの水漏れは意外に大きなトラブルです。自宅に帰ってみたら、台所周りが水浸しになっていた、そんな経験をしたことがある人もいるかもしれません。あるいは洗い物をしているときに足元などが濡れ、水漏れに気づくこともあるでしょう。
そんな場合も、いざというときの対処法を知っていれば、慌てなくて済むはずです。今回は、台所のシンクからの水漏れトラブルの正しい修理方法と、部品等の交換についてご紹介します。
台所のシンク周りが水浸し！ まずは原因を突き止めましょう
台所のシンク周りが水浸しになっていたら、最初に見た目でチェックしてみましょう。シンクの破損などは、大抵の場合パッと見てわかるはずです。その他の、たとえば排水配管の一部に設置されている排水トラップについたゴムパッキンの劣化による水漏れなどは外見からは分かりづらいですから、注意が必要です。もしも外見に異常がなかった場合には、水漏れに注意しながらシンク下などをよく調べて原因を探りましょう。
シンクが破損していたら
洗い物をしていたら、手が滑ってフォークやナイフを落としてしまった、そんなことはよくあります。その際、シンクに穴が開くこともあるでしょう。また、経年劣化等による腐食で穴が開くこともあり得ます。
シンクに穴を見つけたら、まずはホームセンターなどで販売しているパテを使って応急処置をします。このときは、パッケージに「水まわり」と表記されているものか、「エポキシ樹脂」が多く含まれているものを選ぶのが正解です。シンクの穴埋めは、シンク下からが原則となります。丁寧にパテを埋め込み、その上を防水テープで覆ってください。その後は、購入したパテの説明書に従って、パテが固まるまで数時間待ちます。
・本格的に修理するなら
先に紹介したのは、あくまでも応急処置です。本格的に修理するなら、やはり「交換」が必要でしょう。通常、シンクはキッチン本体と天板とに分かれています。天板に穴が開いただけだったら、それを交換すれば大丈夫です。
ただし、海外から輸入したキッチン、オーダーメイドのキッチンなどは、天板がなかなか手に入らないので、天板交換で修理をすることが難しくなります。この場合は、シンクそのものを、丸ごと交換しなくてはならないことが多いでしょう。こうなると、やや素人の手には余る作業です。速やかに業者を呼んで、取り替えをお願いするのが一番です。
「どこか」から水漏れしていたら
一見してシンク本体に穴などがない場合は、「どこから」水が漏れているか発見するのが第一です。まずはシンク下にある扉を開け、シンクからつながる排水配管をチェックしましょう。
・排水トラップそのものに傷が生じていたときは
シンク下の配管を覗いてみると、シンクとつながっている排水トラップそのものにヒビが入ったり、欠けていたりする場合があります。このときは、排水トラップの交換が必要になります。排水トラップはホームセンターなどで購入可能です。
ただ、排水トラップにもサイズがあるので、自宅にある排水トラップの大きさをきちんと確認したうえで購入するようにしてください。準備ができたら既存の排水トラップを外し、新しいものと交換します。しかし、この排水トラップを外すには、意外に力がいる場合もあります。一度試して、自力で外すことが無理そうと感じたら、防水テープを貼るなどの応急処置をし、業者に交換をお願いしてください。
・排水トラップの隙間から水漏れしていたときは
シンクと排水トラップが接続されている部分から水漏れしていた場合は、そこに取り付けられているゴムパッキンの劣化が原因の場合が多いです。接続部分はネジのように排水トラップを回せば閉まるようになっています。
まずはこの部分を緩め、取り付けられているゴムパッキンの状態をみましょう。その際は、周囲にビニールを敷いて養生するなど、水漏れ対策しておくことも忘れないでください。そのうえでチェックをし、ゴムパッキンが明らかに劣化しているようであれば交換しなくてはなりません。
ゴムパッキンはホームセンターなどでも売っているので、簡単に入手できます。ただし、シンクによってゴムパッキンのサイズが違うので、購入の際は間違えないようにしてください。
台所のシンク周りから水漏れはなら水道職人へお電話ください
台所のシンク周りの水漏れでお困りの際には、なら水道職人までお電話ください。なら水道職人は奈良市、橿原市、生駒市、北葛城郡、磯城郡など奈良県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽になら水道職人にお問い合わせください。
