水のコラム

コンクリート床の水漏れが危険な理由を解説!二次被害が出ないための対処法を紹介

2021年06月28日  水漏れトラブル

コンクリート床の水漏れは危険サイン!

現代の建物はコンクリートを用いられていて、公共施設はもちろん賃貸マンションもコンクリート造が増えてきました。しかしながら、時にコンクリートの床や壁から水漏れが発生してしまうという事態があります。もしそのような建物を見かけた場合は、すぐに何かしらの問題が起きていると疑って構いません。本来はそのような水漏れが発生しないのが、コンクリート材なのです。

今回はコンクリート床や壁などの水漏れが発生してしまう原因や、二次災害が出ないようにする方法をご紹介します。

コンクリート床の主な水漏れ原因

・水道関連のトラブル
まずコンクリート床の水漏れに関するトラブルは、十中八九、水道関連のトラブルと見たほうがいいでしょう。多くの場合排水管・給水管などが経年劣化によって、不具合を起こしているのです。一度水が漏れてコンクリートに伝ってしまうと、そこから腐食が始まりもろくなってしまいます。この場合最終的には、誰の目にも見える形でコンクリートに亀裂が入る状態になるでしょう。そうなってしまうと大変危険なので、この場合は業者に依頼した方が早いです。

・豪雨や台風などの天災
2つ目に梅雨から真夏、初秋の時期にかけて起こる集中豪雨や台風などの天災によるものです。大自然の驚異は目に見える形で被害をもたらしますが、それで建物が無事でも決して安全ではありません。もしかするとその雨によってコンクリートが劣化してしまっている可能性もあります。天災によってもたらされる被害は決してその場限りではなく、長きに渡って残るものです。

・結露
3つ目にとくに極寒の地域などで発生しやすいのが結露であり、水漏れ発生の遠因にもなります。コンクリートに付着した水滴を放置しておくと、その水がコンクリート床に染み込むのです。そうして染み込んだ水が中から、コンクリートを劣化させていきます。だからこそ、現在ではとくに断熱対策が必須となっており、後述で詳しく解説していきます。

・人為的水道事故
4つ目が人為的に引き起こされた水道事故であり、1つ目とは明らかに過失の度合いが異なります。時間の経過とともに自然に発生した水道関連のトラブルは、個人の意思に関係なく起こったことなので責任がありません。

賃貸マンションなどの場合であれば、家主さんや管理会社側がほとんどを負担してくれます。しかし、これがわざと水を詰まらせたとなると、業務上過失となるので気をつけてください。借家の場合には最悪、損害賠償を請求されかねないので、杜撰な扱いをしないことが無難です。

コンクリート床の水漏れ対策

・断熱工事を依頼する
水道業者以前に建築関係の方に断熱工事をお願いするのが最短ルートです。コンクリートには主に内断熱と外断熱の2種類があり、双方に長所と短所があります。詳しい話は業者の方としっかり話し合って決めてください。場合によってはリフォームの可能性もありますが、本来はそれくらい深刻な水漏れなのです。

・結露が発生しないように除湿する
2つ目に冬の時期は結露が発生しないように、しっかり除湿してください。冬は暖房をつけるので大丈夫かと思いますが、結露が発生しやすい季節です。そのため常に建物内が寒くなりすぎないようにし、また時に換気もしましょう。深刻な水漏れを防ぐためにはまず身近な結露対策を行うことから始まります。

・コンクリート用ボンドで補修する
3つ目にヒビが入っているコンクリート床の場合はつかボンドなどのコンクリート用ボンドで補修可能です。建築関係の金物屋やホームセンターで購入できますので、どの種類がいいかを見て決めてください。とくにヒビが入って水が染み出している箇所には有効な策であり、水漏れを防げます。業者に依頼するまでもないときには、この方法を試してみるのもいいでしょう。身近なところからできる安全対策を行うだけでも、結果は大きく異なります。

・コンクリートの接着は難しい
本来、コンクリートはセメント、水、砂利、砂を混ぜてその化学反応で固まります。乾いてしまうとその化学反応が止まってしまうため、ひび割れたり破損したりした箇所のうえから、単純にコンクリートで補修しようとしてもくっつかないのです。強力な接着剤とコンクリートの補修材が必要です。天候や日当たりなどにも左右されるため、コンクリートを扱ったことがない方は、やはり専門家に任せるほうが得策でしょう。

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なら水道職人 0120-492-315

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