水のコラム

床の水漏れが原因で起こる主な二次被害とは

2021年06月26日  水漏れトラブル

床下で水漏れが起こっていたり、蛇口等から大量に水漏れして床が水浸しになってしまったり…水漏れはさまざまな箇所で発生しますが、ときには水まわり周辺だけでなく、床が濡れてしまうことがあります。

そうなると気になるのが、水漏れ箇所そのものの修理だけでなく、床やその周辺設備に及んだ被害についての修理や修繕ですよね。
床に被害が出るほどの水漏れの起こる原因や、具体的にはどんな被害が出るのかなどをまとめました。

床の水漏れが起こる原因

床が濡れるタイプの水漏れが起こる主な原因は、いくつかの種類に分かれています。

・床下や壁の内部からの水漏れ
床下や壁を通っている給水管や排水管になんらかのトラブルがあり、水漏れしているケースです。
普段は直接目に触れないところで発生したトラブルで、床まで水が漏れることで発覚するタイプのケースですが、気がつかないうちに被害がかなり進行していることが多いのが特徴です。
 
 
・シンク下の排水管等からの水漏れ
キッチンや洗面所のシンク下を見てみると、排水管などのパイプが通っていることがわかると思います。
この排水管あたりから水漏れした場合も、床が水浸しになってしまうことがあります。

排水管から水が漏れる原因はいくつかあり、経年劣化で緩んだ接続部や破損した箇所から水漏れすることもありますし、物をぶつけたことがきっかけでヒビが入って水漏れしたり、排水管の詰まりが原因で水が漏れ出したりすることもあります。
 
 
・蛇口からの水漏れ
蛇口から大量に水が漏れ出したときも、床まで濡れてしまうことがあります。
蛇口からの水漏れが起こる原因も、さまざまなものが考えられます。
よくあるのは、蛇口内部のゴムパッキンが経年劣化して、水漏れの原因になっているケースです。
ゴムパッキン以外のパーツも経年とともに劣化したり、接続が緩んだりして、そこから水が漏れることがあります。

今回はよくあるものとして主な原因をいくつか取り上げましたが、ときにはまた違う場所から水漏れして床が水浸しになることもあります。
床が水浸しになっていることに気がついたら、まずはどこから水が漏れているのか、水漏れの原因は何かを突き止めることからはじめましょう。

床の水漏れが引き起こす主な二次被害

原因にもよりますが、水漏れそのものはすぐに解決できることもよくあります。
たとえば、蛇口やパイプの接続部分の締まりが悪い、緩んでしまっているという理由で水漏れしていた場合、ナットをきちんと締め直すだけで水漏れを止められます。
ゴムパッキンなどパーツの劣化が原因だったとしても、パーツを交換すればまた元通り、問題なく使えるようになります。

注意したいのは、長い間濡れたままになっていた床で、放置していた期間が長ければ長いほど傷んでしまうということ。
水漏れに気がついてからすぐに対処できたとしても、床は長い間濡れていたわけですから、そのまま放っておけば深刻な二次被害へとつながります。

・床をはじめとした自宅全体の劣化
濡れていた床はもちろん、長期間水漏れしていたことで自宅全体が傷み、建物としての質が下がってしまいます。
 
 
・家具などの劣化・故障
床が水浸しになるような水漏れが起きていた家の中は、長時間湿気の多い状態で置かれていたことで、全体的にカビが発生しやすくなっています。
床や壁はもとより、木製の家具も傷んだり、カビたりしてしまいますし、家電製品は故障する可能性もあります。

上階で発生した水漏れのせいで階下の部屋の天井からも水が垂れ、階下で漏電被害が起きることも。
 
 
・シロアリやダニなどの害虫が繁殖する
シロアリやダニといった害虫は、湿気の多い場所を好みます。
木製の床や床下の柱などが水に濡れて湿気を多く含んでしまうと、シロアリやダニにとっては住みよい環境となり、建物そのものへの被害とともに、住んでいる人の健康も害する可能性があります。
 
 
・水道代がかさむ
これは蛇口など給水管側のトラブルで水漏れが起きた場合に限られますが、水道代が高くなってしまうのも大きなデメリットです。

床や天井が水漏れで傷んだらどう対処する?

床のみならず、階下の部屋の天井まで被害が及ぶような大規模な水漏れが発生した場合、どう対処すればいいのでしょうか。
いちばんの基本は、とにかく乾燥させることです。

水漏れが原因でたっぷり濡れてしまった床はもちろん、家全体の湿度が高くなっているはずですので、全体的にしっかり換気・乾燥させましょう。
カビや雑菌などの繁殖を防ぐため、アルコール消毒しておくのも大切です。

こうした方法では足りないほどにひどく傷んでしまった場合は、フローリングを張り替える必要があるかもしれません。
不慣れな方にとっては判断しにくいポイントかと思いますので、一度水道修理業者に相談して、床の状態等見てもらうのもおすすめです。

床の水漏れ被害が大きい…不安なときには水道修理業者へ連絡を

床の水漏れは、すぐに対処しないと被害が大きくなってしまうことも多い深刻なトラブルです。
すぐには気がつかなくても、知らないうちにカビていたり、フローリングが腐っていたり、見えないところでトラブルが進行していくケースも。
自力でできるケアでは対応しきれないと感じたら、無理せず専門の業者へ連絡するようにしましょう。

なら水道職人は、天理市や橿原市、生駒市、五條市、北葛城郡広陵町など奈良県内のエリアにお住まいの方の水まわりトラブルに関するご相談に対応している水道修理業者です。
床の水漏れをはじめ、水まわりのことでお困りの際にはぜひ一度、なら水道職人までお問い合わせください!

なら水道職人 0120-492-315

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