水のコラム

トイレの水漏れの原因を徹底解説!自分でできる便器の修理・交換の方法を紹介

2021年06月07日  トイレの水漏れ

トイレの水漏れはなぜ起こるの?

トイレの水漏れと一言でいっても、その種類や原因はさまざまあるものです。
自力で解決できる軽度の水漏れもあれば、業者に修理・交換を依頼する必要な重度の水漏れもあります。
特に厄介なのが便器と床の間から水が染み出して漏れてしまった場合の対処法ではないでしょうか。

今回の記事ではそんなトイレの水漏れが起こってしまう原因と種類、そして対処法までまとめて解説します。
業者に依頼する前に自分でなんとかしたいという方も、依頼を考えている方もぜひチェックしてください。

水漏れの原因は主に4つ

・トイレ便器に結露が発生する
特に冬に発生しがちなのがトイレ便器周辺の結露であり、冬は気温も低くなるので湿気が凝縮して結露が発生します。
結露は便器だけではなくガラスなどにも着くので、結露の場合は決して故障ではありません。

また、夏場であっても給水される水が冷たい場合は便器が冷やされて結露が発生するのです。
大体の場合は便器周辺にトイレ用のシーツを敷いておけば解決できるので問題はありません。
 
 
・タンク内の部品が故障した
トイレのタンク内にはフロートバルブを始めさまざまな部品が入っており、それらが故障するとまともに機能しなくなります。
タンクの上から水が溢れて出てきたり、便器から水が漏れてきたりといったトラブルに発展しかねないのです。

フタを開ければどの部品が故障しているかは水位を確認することである程度把握できますので確認してください。
「標準水位」と書かれているところがあるので、それを大幅に上回っていたら部品の故障だと見て間違いありません。
 
 
・パッキン類が劣化している
タンクと便器の間にあるパッキンやタンクとの接続部にあるパッキンが劣化している場合も注意が必要です。
パッキン類が劣化しているとそこから隙間が生じて水が外に漏れ出して床が水浸しになってしまいます。

パッキン類は経年劣化しやすい商品なので、もしゴムを触っていて手が黒くなる場合は新しいパッキンに交換してください。
これらを放置しておいていいことは何もないので、毎回でなくてもいいので常々チェックしておきましょう。
 
 
・便器にヒビが入っている
そしてこれが1番危険ですが、便器のヒビによって隙間が生じて水が漏れているケースです。
このケースの場合細かい原因はいろいろありますが、大体は無理な体重をかけたり重い物を乗せたりするからでしょう。

経年劣化の場合もありますが、トイレの便器の場合それほど簡単に劣化するようにはできていません。
したがって、常に無理な負荷をかけないようにするよう工夫してください。

自力でできるトイレの修理

・ロータンク内部を修理する
タンク内部に原因がある場合はまずタンクのフタを外して中をチェックして見てください。
標準水位から著しく水の量が離れている場合はボールタップについている水位調節リングを回して調節しましょう。

水位調節リングは右回りが上昇、左回りが下降となっているため、状況を見ながら水位を調節してください。
調整が済み次第水を流してみてきちんと浮き球が動き、標準水位に到達すれば完了します。
 
 
・パッキン類やナットを交換する
パッキン類やナットが原因の場合は必ず止水栓を閉めてから作業するようにしましょう。
止水栓を止めずに作業を行うと、給水管から大量の水が溢れてだし辺り一面が水浸しになります。

給水管のナットを緩めて取り外し、新しいパッキン類に交換してからナットを締めてください。
これが完了し漏れないことを確認の上で止水栓を開き、漏れなければ修理完了です。
 
 
・ひび割れの場合は応急処置を行う
便器のひび割れの修理は新しい便器に交換するまでの一時的な応急処置に留めておきましょう。
使用上の安全性の問題からメーカーはひび割れが起きた際の無理な修理や使用を推奨していません。

応急処置としてはひび割れ部分に防水パテやボンドなどを練り込み、自然に乾くまで待ってください。
その上でメーカーに相談して新しい便器と交換してもらえば一時的な応急処置は完了です。
間違っても応急処置した便器をそのままご使用にならないようにしましょう。
 
 
・結露の場合は換気を行う
結露の場合は便器自体の問題ではなく、季節や環境の問題で起こることがほとんどです。
冬は空気が乾燥するため、常に換気を心がけて結露が発生しないようにトイレ周辺を乾燥させましょう。
また下に水漏れ用のシートを敷いておけば、結露による水漏れでもそれほど大事には発展しません。

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なら水道職人 0120-492-315

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