水のコラム

給湯器からポタポタと水漏れが!その原因と対処法を紹介

2021年05月08日  給湯器の水漏れ

給湯器からポタポタと水が漏れていたら心配になりますよね?
水道代やガス代への影響も心配ですが、給湯器の水漏れの原因によっては、危険な状態に陥る恐れもあります。
そのため、水漏れに気づいたらすぐに対処する必要があります。

ここでは、給湯器の水漏れの原因や対処法について紹介するので、万が一に備えて確認しておきましょう。

給湯器の水漏れの原因

給湯器から水が漏れる場合に考えられる原因を紹介します。

・経年劣化
給湯器を使用開始してから7~10年経っていると、内部の部品が劣化して水漏れが置きやすくなります。
給湯器は毎日使うものなので、パッキンのようなゴム製の部品は劣化によって破損しやすく、水漏れすることがあります。
経年劣化が原因の場合、部品の交換だけで済む場合もありますが、10年以上使っている場合は他にも劣化している可能性があるので、給湯器の交換をおすすめします。
 
 
・配管の凍結
寒い時期に気温が下がって配管の中の水が凍結すると、配管が膨張し破裂してしまうことがあります。
そして、配管内の水が溶けて破損した部分から水が漏れてくるのです。
配管の凍結は寒冷地だけの問題だと思われがちですが、寒さが厳しい地域は配管の凍結防止対策が施されていることがほとんどです。

実際に、凍結による水漏れが多く起こるのは比較的温暖な地域です。
気温が0℃以下になった時に水漏れが起きた場合は、配管の凍結による破裂の可能性が高いです。
配管の凍結は事前に凍結防止対策をすることで防ぐことができるので、天気予報をチェックして気温が下がる日はしっかりと対策しましょう。
対策としては、蛇口から少量の水を流しっぱなしにしたり水抜きをしたりすると良いです。
 
 
・取り付け時のミス
施工業者によって給湯器を設置した時に、配管がしっかり接続されておらず、水漏れしてしまうことがあります。
給湯器を設置して間もないのに水漏れを起こした場合は、設置した業者に連絡しましょう。業者側のミスであれば無料で修理してもらえるはずです。

給湯器の水漏れを放置してはいけない

給湯器本体から水漏れしている場合、そのまま使い続けてはいけません。
水道代やガス代に影響するだけでなく、命にも関わる大きな事故に繋がることもあるので、水漏れが起きたらすぐに対処する必要があります。

・給湯器の水漏れが危険な理由
給湯器内の炎の近くで水漏れしている場合、不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生することがあります。
一酸化炭素はニオイがないので、自覚症状のないまま一酸化炭素中毒にかかり、最悪の場合、命に危険が及ぶ恐れもあります。
また、周囲の電気系統に水がかかるとショートや漏電する可能性があり、発火の危険性もあります。
そのため、給湯器に異常を感じたらすぐに使用を中止しましょう。

また、ポタポタと落ちる程度の水漏れでも、内部の部品が壊れている場合は、給湯器周辺が水浸しになることもあります。
戸建て住宅の場合は自宅に影響があるだけですが、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、下の階にまで被害が及ぶ可能性もあります。
水漏れに気づいたら、放置して使い続けないようにしましょう。
 
 
・自分でできる応急処置
給湯器の水漏れが起きたら、すぐに専門業者に連絡することが大切ですが、とりあえず自分でできる応急処置をしましょう。
水漏れを放置すると感電の危険性があるので、すぐに給湯器の電源を切ってください。
電源の切り方は給湯器によって違うので、事前に確認しておくと安心です。
突然のことで電源の場所がわからない場合は、ブレーカーを落とすと良いでしょう。

電源を切ったら、どこから水漏れしているか確認してください。
専門業者も状況を把握しやすくなり、現場到着までの間に適切な指示を出してもえることもあります。

給湯器が水漏れした場合、修理と交換どちらが良いの?

水漏れが発生して給湯器が使えなくなった場合は、専門業者に連絡する必要があります。
給湯器を修理で済ませるか交換の必要があるかは、水漏れの状況によって変わります。

・経年劣化が原因の場合
給湯器を10年以上使用している場合は、水漏れが確認された箇所以外にも経年劣化による不具合が起きている可能性があります。
これを機に給湯器を交換した方が良いでしょう。
給湯器は生産終了後も10年間は部品を保有しているので、7~8年前後給湯器を使っている場合は、メーカーへ修理を依頼することをおすすめします。
修理費用はだいたい2万円~3万円くらいです。
 
 
・凍結が原因の場合
凍結によって水漏れが起きた場合は、設置してから間もない新しい給湯器だとしても、配管が破裂しているので、給湯器ごと交換する必要があります。
また、保証期間内であっても、凍結による水漏れは有償となります。

給湯器の水漏れを確認したらすぐに専門業者に連絡

給湯器からの水漏れは大事故に繋がる危険性があるので、気づいたらすぐに応急処置をして、専門業者に連絡することが大切です。

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