水のコラム

トイレの詰まりは適切・迅速な対応で処置を

2021年01月22日  トイレのトラブル

水のしすぎは詰まりを招くことが

トイレ使用後に水を流したのに流れないという話は少なくありません。
水がまったく出ないこともあれば、水量が明らかに少ないという場合もあります。

排水口や排水路に問題があるケースが多いですが、タンク内の故障も原因の一つです。
タンクの貯水量が少なくなると、水量が減るのでうまく流れなくなります。
昔から浴室のお湯を節約するためにペットボトルを入れるという方法が行われており、これをトイレの節水に応用している方がいます。

しかしこうした過度の節水をすると、水量自体が減少するので逆効果となりかねません。
トイレの詰まりが原因でトイレが破損すれば、水道の節約費用など一気に飛んでしまいます。

同様に流すときの水量を弱くしすぎるのも要注意です。
本来は大で流すべきところを小にすると、詰まる確率が高くなるのです。
目に見えるところに排泄物やトイレットペーパーがなくても、排水管の内部に詰まってしまう可能性があります。
詰まりは突発的に発生するとは限らず、少しずつ進行していくケースが少なくないのです。

便器の水が上がってきたら要注意

便器に問題がなければ、流したときに水が上がることはありません。
水位が異常なほど上がってきた場合は、ほぼ間違いなく詰まりが発生しています。
よくあるのはトイレットペーパーを大量に流してしまう事例です。
ペーパーを多めに使用する方は、数回で流すなどの工夫をしてみましょう。

また用を足しながら水を大で流しておくという方法もおすすめです。
最新のトイレは改良が重ねられて、水流を活用して効率的に流せる仕組みになっています。

一方で古くなったトイレは、詰まりのリスクが高いと考えてください。
便器の陶器の劣化によって、滑りにくくなっている場合も要注意です。
それ以外ですと汚れが排水管に溜まり、管を細くして詰まりを誘発するケースがあります。
いずれにしても頻繁に水位が上がるようであれば、早めに水道修理業者に見てもらってください。

トイレの詰まりの原因は溶かして対処を

トイレットペーパーは水でも溶けますから、たとえ詰まっても1時間も置けば解消することが多いです。
それに対してティッシュペーパーは溶けにくいので、薬品を使用して溶かしていく必要があります。

トイレ用のパイプクリーナーを使用すれば、ティッシュペーパーをやわらかくできます。
パイプクリーナーを選ぶときは、トイレに使用して問題ないか説明書きをチェックしておきましょう。

熱湯を流す方法に関しては、陶器を傷めるので避けたほうがいいです。
40~60度くらいの湯温に設定しておけば、詰まりを緩和するうえで役立ちます。
ただしトイレットペーパーや流せるシートなど、流せるものに限定されると考えてください。
ティッシュペーパーに関しては熱湯では溶けないので、薬品で溶かすのがおすすめです。

タオルやハンカチなどを流したときは

これらは熱湯では溶けませんし、薬品でも完全に溶かすことが難しいので、ラバーカップで吸引しましょう。
ラバーカップがうまく使えない方は、真空式パイプクリーナーを試してみるのも手です。
プロだとどちらも使いこなせますが、初心者の方は後者のほうが使いやすいと答えることが多いです。

真空式パイプクリーナーは押し引きを繰り返して取り出す性質から、ラバーカップより強力な詰まり解消アイテムになります。
これらのアイテムは固形物を取り出すときだけに使用するものと認識されがちですが、固形物以外にも使用できるのです。
もちろん大量に流したトイレットペーパーを吸引するためにも活用できます。
ラバーカップや真空式パイプクリーナーを購入するときは、トイレのタイプに合わせたものを探してください。

固形物を落としたときにできること

子どものおもちゃ、プラスチックのペン類などは溶けません。
薬品でも溶かすことが難しいので、ラバーカップや真空式パイプクリーナーなどで取り出してください。

ただし成功率は100%ではなく、失敗してしまう人は少なくないです。
取り出すのが困難だと感じたら、きっぱりとあきらめてプロに依頼するのが得策でしょう。
トイレと格闘しているうちに詰まりが排水路の深くまで及んで、自力ではまったく対処できなくなる場合があります。

水道修理業者を呼べば確実に修理できますが、詰まりを悪化させてしまった場合は料金が高くなります。
早めに業者を呼ぶことは、修理費用を抑えるためにも大切なことです。
トイレの設備老朽化に伴う詰まりであれば、交換作業が必要になることもあります。
以前と同じ使い方をしているのに、詰まりが頻発するという状況には注意してください。
トイレの寿命が近づいている可能性があるので、プロのトイレ診断を受けてみましょう。

なら水道職人は奈良市、橿原市、生駒市、大和郡山市などの奈良県全域で活動しています。
頑固なトイレの詰まりを筆頭に、水漏れ修理にも対応しています。
優れた技術力、迅速な作業に自信がありますので、奈良県で水道修理業者をお探しの方はなら水道職人を活用してください。

なら水道職人 0120-492-315

なら水道職人 0120-492-315