水のコラム

洗面所からの水漏れ!?業者に頼む前に自分でやっておきたい対処法を解説!

2020年06月16日  洗面所の水漏れ


洗面所の蛇口やハンドシャワーから水が漏れている、排水管や給水パイプから水が漏れて床や収納扉の中が水浸しになってしまったなど、洗面所で起こる水漏れにもさまざまあります。業者に頼まなければ解消できない場合もありますが、自分で対処できるトラブルも少なくありません。業者に頼むとその分費用がかかってしまいますので、まずは自分でできることをやってから業者への依頼を検討しましょう。

ここでは、洗面所の水漏れが起こった際に自分でできる対処法を解説していきます。

蛇口やハンドシャワーからの水漏れ

蛇口やハンドシャワーからの水漏れは、内部の部品が劣化していることが原因の場合が多いです。特に接続部分のパッキンの劣化が一番多いため、まずは分解をして、パッキンの交換をしてみましょう。パッキンはホームセンターなどで購入することができます。分解するときは、しっかりと説明書を確認して、部品の位置や順番を覚えておくと安心です。また、分解し取り外したパッキンを持ってホームセンターに行けば、サイズを間違えることもありません。

パッキンの劣化ではない場合、ネジの緩みである可能性もあります。分解する際、緩んでいる部分があればしっかりと締め直しましょう。

蛇口やハンドホース自体の損傷、ハンドシャワーの蛇腹の損傷の場合は、本体ごと交換しなければなりません。自分で交換できないわけではありませんが、多少の専門知識が必要ですので業者に依頼した方が良いでしょう。自己癒着テープで応急処置をすることも可能ですが、あくまで応急処置です。

給水管からの水漏れ

収納扉を開けると排水管と給水管が見えます。一般的に、真ん中にある管が排水管、排水管の隣にある細い管が給水管です。稀にこの給水管から水漏れしている場合があります。
給水管からの水漏れで一番多い原因は、ナットの緩みです。接続部分のナットが緩んでいないか確認し、緩んでいるようであれば締め直しましょう。給水管のナットを締めるときは、ウォーターポンププライヤーがオススメです。関係のない部分に力がかからないようにしっかりと手で押さえてウォーターポンププライヤーで締め直しましょう。

ナットを締め直しても接続部分から水漏れする場合は、パッキンの劣化である可能性が高いです。給水管用のパッキンもホームセンターで購入することができますので、購入して交換してみましょう。パッキンの交換は一度給水管を外すことになりますので、必ず止水栓で水を止めてから行うようにしてください。

接続部分ではなく、給水管の亀裂が原因の場合は、給水管の交換が必要になります。給水管の交換は難しいことではありませんが、自宅の洗面所に適合する給水管を探さなければなりません。ホームセンターで販売している可能性もありますが、給水管が手に入らなかった場合は業者に依頼しましょう。給水管を交換する際には、同時にパッキンも交換することをオススメします。

排水パイプからの水漏れ

収納扉の中が水浸しになっていた場合は排水パイプから水漏れしている可能性があります。排水パイプからの水漏れは、髪の毛、石鹸カスなどによる詰まりが原因になっていることが多いです。まずは、パイプクリーナーやラバーカップを使って詰まりを解消してみましょう。漏れている水の量が多い場合や詰まりを解消しても直らない場合は、給水パイプのときと同じく、排水パイプの接続部分のナットの緩み、パッキンの劣化を確認してみましょう。

洗面台と排水パイプのつなぎ目は接着されていることがあります。その接着部分の劣化によって水が漏れているときは、シリコンなどを使って接着し直すと簡単に直すことができます。
洗面所の排水パイプの下の方を見ると蛇腹ホースになっていることがあります。蛇腹ホースは、接着せずに床下の排水管に刺さっているだけのことも少なくないので、蛇腹ホースが抜けていないか、蛇腹ホースに穴が開いていないかも確認しておきましょう。蛇腹ホースが抜けているだけであれば刺し直すだけで解決できます。蛇腹ホースに穴が開いている場合、排水パイプごと交換となります。応急処置としては、自己融着テープでの対処がオススメです。

床下の排水管、下水管からの水漏れ

床下の排水管や下水管からの水漏れの場合は、自分で対処することは難しいため業者に依頼するようにしましょう。自分でできることと言えば、排水管や下水管の詰まりが原因であることも考えられますので、パイプクリーナーなどを使い、詰まりの解消を試みる程度です。

ワイヤーブラシなどの道具を使って詰まりを解消する方法がありますが、排水管や下水管を痛めてしまう可能性がありますのであまりオススメはできません。どうしても行うという場合は、しっかり下調べをした上で十分に注意して行うようにしましょう。

まとめ

業者に依頼をすると、どうしても費用が高くなってしまうこともありますので、できるだけ自分で解決できるよう試してみましょう。解決が難しい場合は、無理をせずに業者に依頼してください。

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なら水道職人 0120-492-315

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