水のコラム

トイレ掃除をしているのにトイレが臭い!見落としがちなトイレが臭い原因と対処法

2020年06月10日  トイレのトラブル


トイレ掃除をしているのにも関わらずトイレが臭い…ということはありませんか?その場合、丁寧に掃除したつもりであっても、隠れた汚れから臭いが発生しているかもしれません。
芳香剤や臭い消しで誤魔化すことは可能ですが、完全に消すことは難しく、イヤな臭いを放置すると落ちにくくなってしまうこともあります。
ここでは、意外と見落としがちなトイレが臭いの原因と対処法を紹介いたします。

そもそもトイレが臭い原因って何?

トイレが臭い原因はいくつかあり、汚れの種類によって対処法も変わります。
まず一番多い原因は尿による汚れです。尿は雑菌と反応することによって異臭を放ちます。この尿に含まれるカルシウムなどが石灰化すると尿石という汚れになるのですが、非常に頑固な汚れですので、掃除も大変です。尿石の掃除は、物理的に削るか酸性洗剤で溶かすのがおすすめです。
次にカビ。トイレは水場ですから湿気が多くあり、カビの温床となってしまう部分がたくさんあるので気をつけなければなりません。カビ退治は塩素系の漂白剤がおすすめです。しっかりとつけ置きしてからブラシなどでこするようにしましょう。

どの掃除でも共通することですが、臭いの原因は雑菌であることが多いです。そのため、消毒効果の高いアルコールを仕上げで使うことは非常におすすめです。
臭い対策にも効果的ですし、現在流行っている新型コロナウイルス対策にもなりますので消毒用のアルコールを用意しておきましょう。
最後に下水の臭いですが、基本的に水洗トイレは便器に常に水がたまっていて下水の臭いが上がってこないようになっております。そのため水洗トイレでは下水の臭いが上がってくるというケースは少ないです。

見落としがちの臭いの原因を紹介

①便座の裏や溝
特に女性の場合、便座を上げて使用する機会がないので意外と見落としがちな場所です。便座の裏は、尿や汚水の跳ね返りでかなり汚れる部分です。しっかりトイレクリーナーやお掃除シートで小まめに拭くようにしましょう。しつこい汚れの場合は、汚れに合わせた洗剤を使って掃除すると、綺麗にすることができます。

また、便座の溝も見落としがちです。便座にはよく見ると細い溝があります。ここに尿や汚水がついて固まってしまうのです。この部分はお掃除シートなどで掃除することは難しいので、ブラシを使って掃除しましょう。尿石が固まってしまっている場合は、専用のポリッシュバーなどで削り落とすことも可能ですが、便座に傷がついてしまう恐れもありますので注意してください。

②ウォシュレットと便器
便器と一体型のウォシュレットの場合、それほど心配はありませんが、多くの場合は一体型ではありません。その場合、ウォシュレットと便器の間に汚れが溜まっていることがあります。トイレが臭い原因は、ウォシュレットと便器の間の汚れであることが非常に多いです。
実は便器と一体型でない場合のウォシュレットは、簡単に取り外すことができるので、説明書を確認の上、一度ウォシュレットを外して掃除するようにしましょう。
その際、便座だけではなく、ウォシュレットの裏側の掃除も忘れないよう気をつけてください。

③トイレのふち
日々のお掃除をする際に、トイレの水が出てくるふちの裏側まで掃除しているという方は意外と少ないのではないでしょうか。
マメに洗剤とトイレブラシを使って掃除をしていればよいのですが、一度汚れが溜まってしまうと、こびりついた汚れを落とすことは難しくなります。汚れが溜まってしまった場合は、強力な洗剤を使ってつけ置きするか、厚いゴム手袋をつけて直接掃除するようにしましょう。

④床、壁、天井
トイレの掃除をするときに床はしっかりと拭く方が多いのですが、壁は見落としてしまいがちです。尿などの跳ね返りで想像以上に汚れますので、ここも丁寧に掃除してください。
また、臭いがこもって移ってしまうこともあります。その場合は簡単に拭き掃除をした上で、消臭剤やアルコールを吹きかけておきましょう。
さらに、床を拭き掃除する際は、便座と床の隙間も掃除することによって、臭いの原因を減らすことができます。

⑤タンクの中
毎日のトイレ掃除でタンクの中まで掃除するという方は少ないのではないでしょうか?しかし、トイレのタンクの中は常に水が溜まっているため、湿気がかなり溜まります。そのためカビの温床になってしまう恐れもあります。
毎回掃除をしなければならないということではありませんが、定期的に掃除することをおすすめいたします。特にタンクのフタの裏側はカビやすいので、しっかりと掃除するようにしましょう。

タンク内を掃除する場合は、一度タンクの水を抜かないと掃除できません。止水栓を閉めてからトイレを流して水を抜いてださい。タンクは塩素系の漂白剤でつけ置きする方法がおすすめです。

⑥トイレのブラシケース
忘れがちなのが、トイレのブラシケースです。濡れたままのブラシをしまうことになりますので、もちろんカビや汚れがついています。これも毎回掃除しなければならないということではありませんし、それほど高いものでもありませんので、汚れたら買い替えるという方法でもよいでしょう。

まとめ

今回は、臭いの原因となる見落としがちの場所や、お手入れのポイントを紹介しました。毎回全てを掃除するのはかなりの手間がかかりますが、可能であれば定期的にチェックをして臭くなる前に掃除した方が手間も少なく済みます。
上記を意識して掃除をすれば、臭い消しや芳香剤で誤魔化すだけではなく、清潔で綺麗なトイレを維持できるでしょう。

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なら水道職人 0120-492-315

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