水のコラム

トイレの排水管が詰まった?業者を呼ぶ前に自分でやっておきたい対処法は

2020年05月27日  トイレのトラブル


トイレのトラブルで一番多いことは、トイレのつまりでしょう。業者に頼むと、ある程度の費用は覚悟しなければなりません。そのため、まず簡単なことは自分でやってみることも重要です。
ここでは、トイレのつまりが起こったときに自分でやっておきたい対処法を解説します。

本当にトイレのつまりが原因なのか?その見極め方とは

まずは、本当にトイレのつまりが起こっているかを確認してみましょう。トイレが流れない原因はトイレのつまりだけではなくタンクに原因がある可能性もあります。

タンクに原因がある場合の症状は、流したときの水量が少ない、流れが悪い、タンクに水が溜まらない、そもそも水が出てこないといった症状であることが多いです。
一方でトイレのつまりが原因の場合は、いつもより便器の水量が多い、流れが悪い、ゴポゴポと異音がする、便器から水があふれてしまうといった場合が多いです。
トイレに異常が表れた場合は、どちらに原因があるのかを探ることが重要です。

判断に迷った場合は、タンクの中を確認してみてください。タンク内部に破損などがないか?水はちゃんと溜まっているのか?などを確認しましょう。便座に水がちゃんと来ている場合はタンクではなく、トイレのつまりが原因です。

トイレに何がつまっているのかによって、対処法が変わる!

トイレのつまりの場合、何がつまっているのかによって対処法が異なります。トイレつまりの原因は、排泄物、トイレットペーパー、異物などさまざまです。
まずは、通常流さない物を流してしまっていないか考えてください。
もし、何も心当たりがない場合は、トイレットペーパーや排泄物を一気に流してしまったことによってトイレが詰まってしまった可能性が高いでしょう。

トイレ詰まりの原因になる、流してはいけないものと気をつけてほしいものとは

トイレットペーパーや排泄物が配管につまった場合は、まだ対処がしやすいのですが、通常流さない異物を落としたり流したりしてしまった場合は、素人には対処が難しい場合が多いため、プロの業者に依頼しましょう。
携帯電話を落としてしまうとそもそも壊れてしまいますし取れないこともあります。
またよくあるのが、ティッシュペーパー、生理用ナプキン、ペットのトイレ砂、食べ残し、嘔吐物などを流してしまうこと。やってしまいがちではありますが、トイレのつまりの原因になります。普段からそういったものを流してしまわないよう気をつけることが重要です。

さらに、流してはいけないが誤って落としてしまう物としては、携帯電話、ハンカチ、ライター、子どものおもちゃ、消臭剤のキャップ、アクセサリー、ペン、鍵などがあります。
とくに、胸ポケットにスマホや鍵を入れておいて落としたというケースが多いため、トイレに行く際は胸ポケットに物を入れない方が懸命かもしれません。

トイレットペーパーや排泄物が原因の場合は自分で対処可能!?

トイレつまりの解消でよく使われる道具でおすすめなのが、ラバーカップでしょう。確かにトイレがつまってしまった場合、ラバーカップを利用すると非常に便利です。
しかし、その前に試していただきたい方法が、重曹とクエン酸を使って作る自作の洗剤で溶かしてみる方法です。

まず、重曹カップ1/4程度とクエン酸カップ1/2程度を便器の中に入れます。そのあとお風呂より少し熱いくらいのお湯を便器に入れてください。そうすると泡立ってきますので溢れないように注意が必要です。
その後一時間程放置をしてからバケツやペットボトルに水を入れて高い位置から少しずつ流してください。
そうすることによって、重曹とクエン酸で詰まりを溶かし、バケツやペットボトルの水で溶かした物を流すことができます。

軽度な場合は、この方法で解決することが可能ですが、詰まりがひどい場合やはりラバーカップを使うか業者に依頼するようにしましょう。

ラバーカップがない場合は、ペットボトルを使う方法も

ラバーカップが家になく、早急に対処したいときは空のペットボトルを使って応急処置をすることができます。

まず、ペットボトルのフタを外し、下から3センチほどのところをハサミで切り取って加工してください。次に、加工したペットボトルを便器の奥に押し込み、ラバーカップと同じように上下させてください。そうすることで水が勢いよく流れ、つまりを解消することができる場合があります。
とはいえ、何度か繰り返してつまりが解消しない場合は、ラバーカップを買うか業者にプロの業者に依頼しましょう。

まとめ

今回は、トイレの排水管がつまった場合に自分でできる対処法を解説しました。そもそもつまらない方が良いのは当然ですので、普段から携帯電話や鍵など異物を落とさないように気をつける、流してはいけない物は流さない、トイレットペーパーは一気に大量に流さないなどの方法で予防をすることを心がけましょう。
どうしてもつまってしまった場合、自分でできることを行い、それでも解決できないときはぜひプロの業者に依頼しましょう。

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